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学識ある無知について (平凡社ライブラリー) [ ニコラウス・クザーヌス ]
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/次章以下の予備的解説。
/厳密な真理は比量的に捉えられぬこと。
/絶対的最大者は比量的に捉えられぬ仕方で認識される。
また、最大者は最小者と一致する。
/最大者は一者である。
ほか)/第2部(唯一無限の宇宙を導き出すための準備的な系論。
/被造物の有は認識されえない仕方で始元者の有に由来すること。
/最大者は、どのようにしてわれわれに認識不可能な仕方で万物を含蓄し、展開するか。
/具体的最大者にすぎぬ宇宙が、どのようにして絶対者のかたどりであるか。
/いかなるものであれ、いずれのうちにも。
ほか)/第3部(このもの、またはかのものに具体化された最大者は自らより大きいものを持たないが、絶対者によらずには存在しえないこと。
/具体的最大者は、同時にまた絶対者であり、造物主であるとともに被造物である。
/かくのごとき最大者がひとり人間の本性においていっそう可能的に存在するという次第。
/この者がどのようにして神にして人、祝福されたイエスであるか。
/キリストはどのようにして聖霊によって懐胎され、処女マリアより生まれたか。
ほか) 形而上学、神学、自然学の知を総動員して展開される神論、宇宙論、キリスト論、ブルーノ、パスカル、ライプニッツ、ヘーゲルらの思考を準備したルネサンス普遍人の主著が甦った。
積年の推敲を経た新訳決定版。
本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学
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