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インセスト幻想 人類最後のタブー [ 原田武 ]
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総合評価
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現在、関西福祉科学大学教授、大阪外国語大学名誉教授。
専攻はフランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 インセストの禁止と侵犯/第1章 近親への欲動は特殊・例外的なのか/第2章 近親婚禁忌の起源について/第3章 インセストタブーと宗教/第4章 家族が愛人に変わるとき/第5章 母と息子、父と娘/第6章 きょうだいインセストとその周辺/終章 インセストはなぜ悪なのか インセストすなわち近親相姦。
人間関係をめぐる数々のタブーを克服してきた近代社会において、人類最後の禁忌とされながらその違犯の事例が絶えない特殊な性愛現象。
厳重な禁止に背いておぞましい行為にひきこまれざるを得ない人間の「哀しさ」を描いた古今東西の多くの文学作品をひもときながら、母子癒着や父娘間の家庭内性暴力など現代的課題にも目を注いで、インセストを人間の精神と文化の問題として冷静かつ包括的に扱った極めて注目すべき労作。
本 人文・思想・社会 社会 ジェンダー・セクシュアリティ
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