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マレーヴィチ考 「ロシア・アヴァンギャルド」からの解放にむけて [ 大石雅彦 ]
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総合評価
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早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。
早稲田大学文学部教員。
専攻はロシア・アヴァンギャルド、文化記号論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 マレーヴィチという問い/第2章 「スタイル」の交替ー現代美術史/第3章 スプレマチズムへ/からの生成変化/第4章 “太陽の征服”上演/第5章 思想としての無対象/第6章 世界の造形 スタイルの交替をかさね「現代美術史」を一気に駆け抜けたマレーヴィチ、抽象絵画に不可欠の「崇高」を独自なかたちで昇華する無対象絵画を完成。
だが、「最後の一枚」のその先へと画家の造形思考は止まるところを知らない。
絵画の臨界点を突き破り、ポストスプレマチズム「絵画」をふたたび始動、ウノヴィス結成、さらにアルヒテクトン、プラニト等と新たな世界建設へ。
言葉と造形と実践が相争う場=マレーヴィチの問いを明かす世界初の試み。
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