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保全遺伝学 [ 小池裕子 ]
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総合評価
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1975年東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。
現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授、理学博士。
専門は先史生態学ーDNA解析・アイソトープ分析などの手法で、人類と動植物の歴史的動態をみている 松井正文(マツイマサフミ) 1950年生まれる。
1975年京都大学大学院理学研究科博士課程中退。
現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授、理学博士。
専門は動物系統分類学ー両生爬虫類の分類、進化、保全に関心をもち、現在はおもに両生類の分類と自然史についての研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 保全遺伝学とはなにか(生物多様性と保全遺伝学/生物進化と保全遺伝学/種内多型と保全遺伝学 ほか)/2 保全遺伝学の方法論(染色体レベルの研究法/タンパク質レベルの研究法/DNAレベルの研究法 ほか)/3 野生動物の保全遺伝学(大型・中型哺乳類/小型哺乳類/海生哺乳類 ほか) 本書は3部構成になっている。
第1部では、第1章において生物多様性における保全遺伝学の役割を示し、第2章では生物進化からみた保全遺伝学の課題にどう対処するかを論じ、第3章では種内多型からみたその課題を列挙し、保全遺伝学の意義づけを示そうと試みた。
また、第4章では、国際的見地を含めた、いくつかの遺伝的多様性保全プロジェクトを紹介した。
第2部では、染色体レベル、タンパク質レベル、DNAレベルから、それぞれ保全遺伝子の方法を概説し、さらに野外でのサンプリング法についてもふれた。
バイオテクノロジーの専門書はすでに多数出版されているので、ここでは野生動物を対象とした分析法にできるだけ的を絞って、基本的な留意事項を紹介するよう心がけた。
第3部では、大型哺乳類から昆虫まで、プロジェクトの研究成果を中心に野生動物の保全の実際を紹介した。
本 科学・技術 動物学
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