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カミング・ホーム 文化横断的〈悟り〉論 [ レックス・ヒクソン ]
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総合評価
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1976年にコロンビア大学より博士号を授与され、その2年後に本書『カミング・ホーム』を発表 高瀬千尋(タカセチヒロ) 1977年東京生まれ。
リセ・フランコ・ジャポネ卒、パリ第五大学医学生物学科中退 高瀬千図(タカセチズ) 1945年長崎生れ。
出版社勤務を経てフリーの校正者に。
1989年小説「イチの朝」を早稲田文学に発表。
「夏の淵」で新潮新人賞受賞。
共に芥川賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 黙想的思考ーハイデッガーとクリシュナムルティによるヨーロッパ的およびアジア的アプローチ/第2章 女神カーリーのタントラの道ーベンガルのラーマクリシュナ/第3章 「悟り」への自然な道ーラマナ・マハリシ/第4章 「悟り」に至る十の季節ー禅の十牛図/第5章 「一者」のみがあるープロティノスと霊的探求の形而上学/第6章 笑う風景ーハシド派ユダヤ教徒の魂の導師たち/第7章 新たな時代が到来したー聖パウロの手紙/第8章 アッラーのみがアッラーを知るー現代のスーフィー、バワ・ムハイヤッディーンの教え/第9章 古代中国の賢者との対話ー『易経』の託宣録/第10章 黙想を実験的に試みるためにーアドヴァイタ・ヴェーダーンタの「トゥリーヤ」をめざして 現代アメリカの最も卓越したスピリチュアリティの探求者ケン・ウィルバーをして「世界の偉大な神秘主義的伝統についてこれまでに書かれたもののうちで最良の入門書」と激賞せしめた本書は、「“悟り”とは、われわれの根源的調和にーあるいは神秘主義的な別の言い方をすれば、我々が神性に根ざしているという事実にー目覚めること」と定義し、それが現代に生きる我々の日常生活にどのような意味を持ちうるかを明らかにした画期的論考集である。
本 人文・思想・社会 哲学・思想 その他
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