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現代語訳史記 (ちくま新書) [ 司馬遷 ]
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総合評価
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前漢時代の歴史家。
父・司馬談の遺命にしたがい、史書遍纂の仕事に着手。
武帝の怒りを買い、前98年、宮刑に処せられる。
史書は、「太史公書」130巻として完成。
のち『史記』と称される 大木康(オオキヤスシ) 1959年横浜生まれ。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程(中国語中国文学専門課程)単位取得退学。
博士(文学)。
東京大学東洋文化研究所助手、広島大学文学部助教授、同東洋文化研究所助教授を経て、東京大学東洋文化研究所教授。
専門は、中国明清時代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 権力にあるものー帝王(理想の聖天子ー堯・舜/王を討って王となるー殷の湯王 ほか)/第2章 権力を目指すものー英雄たち(復讐こそすべてー伍子胥/わが「舌」は最強の武器となるー蘇秦と張儀 ほか)/第3章 権力を支えるものー補弼の臣下たち(国の威信を守るー廉頗・藺相如/高祖劉邦の知恵袋ー張良 ほか)/第4章 権力の周辺にあるものー道化・名君・文学者(笑いの力ー淳子〓(こん)/酒と女におぼれた名君ー信陵君 ほか)/第5章 権力に刃向かうものー刺客と反乱者(執念の刺客ー予譲・荊軻/大帝国を滅ぼした最初の一撃ー陳勝) 歴史書の大古典にして、生き生きとした人間の在り方を描く文学書でもある司馬遷の『史記』を、「キャリア」をテーマにして選び出し現代語訳。
帝王、英雄から、戦略家、道化、暗殺者まで、権力への距離は異なっても、それぞれの個性を発揮し、自らの力で歴史に名を残した人物たちの魅力は、現代でも色あせることはない。
適切なガイドと本物の感触を伝える訳文で『史記』の世界を案内する。
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