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現代アラブ混迷史 ねじれの構造を読む (平凡社新書) [ 水谷周 ]
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総合評価
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京都大学文学部卒業後、カイロ大学、ロンドン大学を経て博士(中東史、ユタ大学)。
在エジプト、サウジアラビア日本大使館や国連代表部勤務、九州大学及び東京大学講師、アラブ・イスラーム学院学術顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 正義とアラブ政治ー倫理と法の混同/第1部 アラブ政治の枠組み(現代アラブ諸国の誕生/民主主義論争の展開)/第2部 アラブの政治指導(エジプトのフスニ・ムバラク/イラクのサダム・フセインとリビアのカダフィ/チュニジアの二人の大統領とシリアのアサド父子/イエメンのサーレフと湾岸諸国)/第3部 イスラームの政治文化(「イスラーム力」の再認識/「イスラーム力」を直視する)/イスラーム国家の可能性を巡って オスマン帝国の崩壊に始まる「ねじれの構造」は、植民地主義を経て現在に至るまで続いている。
この事態をさらに複雑化させているのがイスラームの政治文化ーイスラーム道徳に基づく政治判断、独裁制である。
混迷する現代アラブ政治の内実を、ムスリムである著者が自身の経験と研究から分析。
中東はなぜ分かりにくいのか?素朴な疑問に答える、アラブ理解に必読の書。
本 人文・思想・社会 政治 新書 その他
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