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ガータロ 「ごめんなさい」って言わなくていいんだよ [ 渡辺 まり子 ]
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総合評価
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1979年3月、長崎大学経済学部を卒業、長崎県庁に勤務する。
結婚し退職、東京に住む。
1984年4月、日本生命に入社。
武蔵野美術短期大学デザイン科通信教育部に入学する。
1997年、日本生命福岡支社に転勤、同社を2015年10月に退社。
現在、福岡市と五島市を行き来している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) なんも分からず、ごめんね(二〇〇七年、父が運転を止めた/二〇〇八年、泥棒がおる/二〇〇九年、なんも分からん/二〇一〇年、しぶしぶ紙パンツ/二〇一一年、とどまらない記憶)/覚えちょらんもん(二〇一二年、「ごめんなさい」と言う/なんばしょっとか分からん)/行かんばいかんと(二〇一三年、一日炬燵のなか/昼ごはん、食べちょらん)/今日、退院すっと(二〇一四年、入院する/復活するぞ)/元気ば出して、お父ちゃん(二〇一五年、言葉が聞きとれない/二〇一六年、三度の入院) 父が認知症になったー私の介護日記。
「脳がおかしか。
身体は動くばって、脳がついて来ん。
頭を動かすと骨格は動くばって、脳は一緒には動かんで、後からゆっくりとついて来るごたぁ感じがすっと」そう言って、ゆっくりと頭を巡らした。
そして、私を見た。
なんと応えてあげたらいいのか、分からなかった。
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