【楽天ブックスならいつでも送料無料】
『古事記』『日本書紀』の最大未解決問題を解く 奈良時代語を復元する [ 安本美典 ]
レビュー:0件
総合評価
総合評価
京都大学文学部卒業。
文学博士。
産業能率大学教授を経て、古代史研究に専念。
『季刊邪馬台国』編集顧問。
情報考古学会会員。
専攻は、日本古代史、数理歴史学、数理文献学、数理言語学、文章心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1編 問題の所在ーあなたも、奈良時代語が発音できる!/第2編 上代音探究は、なんの役に立つか?ー語源の探求などに役立つ/第3編 探究の基礎ー森博達氏の「二重母音説」と安本の「拗音説」との対比/第4編 『日本書紀』の万葉仮名ー解読の重要な鍵、藤堂明保編『学研漢和大字典』/第5編 『古事記』の万葉仮名ー表記にみられる規則性と法則性/資料編 『日本書紀』の全調査データ 『古事記』『日本書紀』をめぐる最初の、そして最大の謎は、その文章を、当時の人々が、どのように発音して読んでいたのかが、正確にはわからないことである。
当時と現代とでは、発音の基本的体系が異なっていた。
奈良時代には、現代と違い、八つの母音があったといわれる。
それは、どのような音であったのか。
この本は、発音記号を用い、古代の発言の全容を、はじめて、正確、かつ統一的に復元した。
当時の、五十音図にあたる「字母表」を示した。
我が国の計量言語学を代表する著者が、統計学や確率論、計量言語学、データサイエンスの方法を駆使し、暗号を解読するように解読を進める。
これは、スリリングな、知的冒険の書である。
『古事記』と『日本書紀』との表記法の違い、それぞれの特徴も示した。
本 語学・学習参考書 語学学習 日本語 人文・思想・社会 歴史 日本史
- クレジットカード利用可
- 海外配送不可
- 販売店舗情報:『楽天ブックス』
3,520円(税込) 送料込 | 詳細・購入はこちら |