【楽天ブックスならいつでも送料無料】

南方熊楠のロンドン 国際学術雑誌と近代科学の進歩 [ 志村 真幸 ]

南方熊楠のロンドン 国際学術雑誌と近代科学の進歩 [ 志村 真幸 ]
レビュー:0件
総合評価0
国際学術雑誌と近代科学の進歩 志村 真幸 慶應義塾大学出版会ミナカタクマグスノロンドン シムラ マサキ 発行年月:2020年02月14日 予約締切日:2020年01月16日 ページ数:296p サイズ:単行本 ISBN:9784766426502 志村真幸(シムラマサキ) 南方熊楠顕彰会理事、南方熊楠研究会運営委員、慶應義塾大学非常勤講師。
1977年生まれ。
慶應義塾大学文学部卒業後、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。
博士(人間・環境学)。
2001年より南方熊楠旧邸での資料調査に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 雑誌の国の熊楠ー英文論文三七六篇の意義と価値/第1部 『ネイチャー』ー近代科学を支えた雑誌という装置(ロンドンでの二つの「転換」ーなぜ植物学から離れたのか/「東洋の星座」に秘められた戦略ー古天文学と比較民族学/一九世紀末の『ネイチャー』を読むー先端科学と科学啓蒙のあいだ/東洋への関心ー日本、中国、インド/東洋の情報提供者から世界の探求者へーそして熊楠の挫折/『ネイチャー』からの撤退ー変容する雑誌空間)/第2部 『ノーツ・アンド・クエリーズ』ーローカルな知とグローバルな知の接合・衝突する場(熊楠と『ノーツ・アンド・クエリーズ』ー三四年間の投稿生活/質疑応答するアマチュア知識人たちー『ノーツ・アンド・クエリーズ』という世界/辞書の黄金時代ー『オクスフォード英語大辞典』『エンサイクロペディア・ブリタニカ』を生みだした場所/『ノーツ・アンド・クエリーズ』的空間の世界展開ー人文科学者たちの見はてぬ夢/熊楠は『ノーツ・アンド・クエリーズ』をいかに利用したかー論文執筆の目的/熊楠の西洋世界への貢献ーその英文論文はいかに利用されたか)/国際的知的空間における熊楠の役割と価値ー新しい熊楠像へ イギリスと東洋が関係を深めつつあった19世紀末、当時、最先端の都市だったロンドンに留学し、大英博物館リーディング・ルームを主たる舞台として世界各国の辞書や事典を渉猟し、学問的研鑽を積んだ熊楠は、いかにして欧米の学術空間に受け入れられたのか。
国際学術誌『ネイチャー』『ノーツ・アンド・クエリーズ』『フラヘン』に376篇もの英文論考を寄稿し、東洋からの知見の提供によって、近代科学の発展を支えた南方熊楠の営為を歴史的・国際的な視点から捉えなおす、気鋭の力作。
本 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム その他 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣

4,400円(税込) 送料込 詳細・購入はこちら

楽天ブックスでの売れ筋商品