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《黄金の林檎》の樹の下で アートが変えるこれからの教育 [ 田窪恭治 ]
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総合評価
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多摩美術大学客員教授、聖心女子大学招聘研究員。
1949年生まれ。
多摩美術大学在学中の1971年に初の個展「イメージ裁判」を開催しポストもの派を代表する作家として注目をあびて以降、国内外で活躍。
1984年、第41回ヴェネチア・ビエンナーレ参加。
1987年、建築家・鈴木了二と写真家・案齊重男との協働プロジェクト『絶対現場 1987』。
1989年、フランス、ノルマンディ地方にあるサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂再生プロジェクトのために一家でフランスに移住し、11年がかりで“林檎の礼拝堂”を完成。
フランス政府より芸術文化勲章オフィシエを授与される。
帰国後は、香川県金刀比羅宮の「琴平山再生計画」(2000〜11年)、聖心女子大学のモザイク壁画『黄金の林檎ーLe Pommier d’Or』(2017年)など、作家が不在となったあとも「表現の現場」として生きつづける“風景芸術”を展開 高階秀爾(タカシナシュウジ) 美術史家、美術評論家。
大原美術館館長、公益財団法人西洋美術振興財団理事長、東京大学名誉教授。
1932年生まれ。
東京大学教養学部卒業後、同大学院在学中にフランス政府招聘給費留学生として渡仏、パリ大学付属美術研究所及びルーヴル学院で近代美術史を専攻。
東京大学文学部助教授、同教授、国立西洋美術館館長等を経て現職。
2000年、紫綬褒章受章、2001年、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ授与。
2002年、日本芸術院賞・恩賜賞。
2005年、文化功労者。
2012年、文化勲章受章。
2015年より日本藝術院会員。
ルネサンス以降、現代美術にいたるまで、洋の東西を問わず広範な領域に造詣が深い。
『ルネッサンスの光と闇ー芸術と精神風土』など、著書・訳書多数 水島尚喜(ミズシマナオキ) 聖心女子大学教授。
1957年生まれ。
東京学芸大学大学院修了後、山形大学助教授等を経て、1997年より現職。
その間、美術科教育学会代表理事、全国大学造形美術教育教員養成協議会会長、公益社団法人日本美術教育連合理事、文科省学習指導要領作成協力者(小学校「図画工作」・中学校「美術」)、ローハンプトン大学(英)客員教授など。
現在、日本美術教育研究会会長、公益財団法人美育文化協会理事、NPO法人CCAA理事、公益財団法人才能開発教育研究財団評議員、日本色彩教育研究会監事、文科省検定教科書「図画工作」代表著者、JICAカンボジア王国芸術教育支援事業芸術教育プログラム作成に関するアドバイザリー・グループ委員など。
著書多数。
近年は、美術文化と子どもの造形行為のミッシングリンクを埋めるべく、海外における教育支援活動にも力を入れている 永田佳之(ナガタヨシユキ) 聖心女子大学教授(博士)。
聖心グローバル共生研究所副所長、日本国際理解教育学会副会長、認定NPO法人フリースペースたまりば理事、学校法人アジア学院評議員、一般社団法人Earth Companyアンバサダー、JICA草の根協力支援型事業「公立学校を拠点としたゴミ問題解決のためのグリーンユース・コミュニティ形成事業(スリランカ)」代表など。
「国連ESDの10年」以後、ユネスコ本部の専門委員としてESD(持続可能な開発のための教育)の推進に15年間ほど従事し、国内外の若者と気候変動などの地球規模課題に足元の暮らしから取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 『黄金の林檎』誕生以前/『黄金の林檎ーLe Pommier d’Or』ができるまで/林檎をめぐる文化論/子どもが描く「リンゴ」の意味/『黄金の林檎』とこれからの教育/『黄金の林檎』の樹の下でー社会への拡がり 2017年、東京・広尾の聖心女子大学に、美術家・田窪恭治のモザイク壁画『黄金の林檎ーLe Pommier d’Or』が誕生した。
大学という教育の場に、「共生」「持続可能性」「多様性」の象徴として制作されたその樹は、私たちに、どんなメッセージを届けているのか。
現代社会におけるアートと教育について語られたシンポジウムの、待望の書籍化。
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