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幸福なモスクワ (ロシア語文学のミノタウロスたち) [ アンドレイ・プラトーノフ ]
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総合評価
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ロシア南西部ヴォロネジ郊外生まれ。
中等教育を経た後さまざまな職につきながら、ヴォロネジ国立大学に入学するが中退し、1919年に労働者鉄道高等専門学校に入学。
蒸気機関車に乗り込みながら赤軍側で参戦する一方、十代末から地元の雑誌・新聞等に評論や詩が掲載されるなど、その創作は革命と内戦のなかで培われた。
総じて作家であると同時に技術労働者でもあり、県農地局で土地改良や水利開発等で指導的役割を果たしていた時期に最初の詩集『空色の深み』(1922)が刊行される。
短篇集『エピファ二の水門』(1927)で広く認められるも、「疑惑を抱いたマカール」(1929)、「ためになる」(1931)等で体制側から厳しい批判を浴び、執筆活動が大幅に制限された。
死後、1960年代になってから本格的な再評価がはじまり、生前未刊行の長篇『チェヴェングール』、中篇『土台穴』がまずは国外で刊行されたが、国内での刊行はペレストロイカを待たねばならなかった 池田嘉郎(イケダヨシロウ) 1971年生まれ。
東京大学大学院人文社会系研究科教授。
東京大学大学院人文社会系研究科博士(文学)。
専門は近現代ロシア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 特異な世界観と言語観で生成するソ連社会を描いたプラトーノフー共産主義を象るモスクワ・チェスノワと彼女をめぐる「幸福」の物語。
本 小説・エッセイ 外国の小説
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