早稲田大学学術叢書 21

ヘーゲル・未完の弁証法 「意識の経験の学」としての『精神現象学』の批判的研究/黒崎剛【1000円以上送料無料】

ヘーゲル・未完の弁証法 「意識の経験の学」としての『精神現象学』の批判的研究/黒崎剛【1000円以上送料無料】
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著者黒崎剛(著)出版社早稲田大学出版部発売日2012年03月ISBN9784657127013ページ数681Pキーワードへーげるみかんのべんしようほういしきのけいけん ヘーゲルミカンノベンシヨウホウイシキノケイケン くろさき つよし クロサキ ツヨシ9784657127013目次なぜいま『精神現象学』を読み直すべきなのか—「認識主義」から「存在知」の立場への哲学の転換のために/第1篇 「意識の経験の学」の構想と展開—ヘーゲルによる「思考と存在との同一性」の追求(「意識の経験の学」の正当性とその構想の解明/「無限性」による存在学の基礎付け—対象意識から自己意識への還帰の意義/自己意識の構造と「意識経験学」から「精神の現象学」への変容/理性論における無限性の論理の展開—「無限判断」から推理への転換による「観察者の立場」の克服)/第2篇 「精神の現象学」としての意識経験学の完成(「精神」論—近代社会システムの意識経験学/「絶対知」—「相互承認」によって意識と対象との対立を解決する試みとその帰結/ヘーゲル哲学の原理の完成—「弁証法」と「絶対精神」の論理)/第3篇 『精神現象学』とヘーゲル弁証法の解明と諸解釈(最終考察—ヘーゲルの「精神の弁証法」はなぜ社会認識の方法論として破綻したか/『精神現象学』はどのように読まれてきたのか—六つの解釈類型に基づいて)/総括と展望 「意識経験学」の再興と「弁証法」の完成に向けて

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