著者小川光夫(編著)出版社清水書院発売日2014年05月ISBN9784389225681ページ数240Pキーワードあらためてしるせいていひわとひかくけんぽう アラタメテシルセイテイヒワトヒカクケンポウ おがわ みつお オガワ ミツオ9784389225681内容紹介本書の内容“主張の前に読んで考える本”「日本国憲法」を制定過程と比較憲法の視点から考察し，一定の判断力を育成することを主眼にして編集。
憲法解釈論のみならず，各条文の特徴を憲法制定過程や他国の憲法を比較しながら具体的に示す。
本書の特色1.「日本国憲法」について，どのような時代背景のもとで， どのような課題をもち，どのような人びとによって担われたかを概観し， その制定にいたる歴史的な経緯をあきらかにしました。
（→「第1編」）2.「日本国憲法」の各条文について，その草案作成過程を詳細に辿りながら， 草案の解釈にとどまらず，背景にある思想や考え方を紹介しています。
（→「第2編・第3編」）3.「日本国憲法」の各条文について，それぞれに語句説明や解釈を加えるとともに， 同一性や類似性をもつ世界各国の憲法の具体的条文を豊富に呈示し， 国際的な視点から「日本国憲法」の本質をとらえられるよう， 編集に工夫をこらしました。
（→「第4編」，例p.123〜126）4.「日本国憲法」の制定経過や条文解釈において，条文をより深く， あるいは別の視点から考察・理解できるよう， 各種のコラムや裁判での凡例を随所に設けてあります。
（→例「白洲次郎と吉田茂」p.56〜57，「砂川事件」p.127）5.付録には「日本国憲法」「大日本帝国憲法」の全条文と それぞれに語句説明を掲げました。
（→p.216〜240）※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
目次第1編 「日本国憲法」と「ポツダム宣言」、マッカーサーの三原則（「ポツダム宣言」の受諾/連合国軍の占領と憲法改正の開始）/第2編 民政局による帝国憲法改正草案作成（連合国軍総司令部（GHQ）民政局による憲法改正原案づくり/民政局と日本政府による憲法改正草案づくり）/第3編 日本議会などでのGHQ草案審議（枢密院での憲法改正の審議/衆議院本会議での憲法改正審議 ほか）/第4編 「日本国憲法」の解説と世界各国の憲法（「日本国憲法」前文/「日本国憲法」第1章・天皇 ほか）