文庫クセジュ 1049
今日の不安 さまざまな概念と臨床/ヴァシリス・カプサンベリス/阿部又一郎/大島一成【1000円以上送料無料】

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総合評価
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不安になるとこうしたさまざまな症状を経験する。
著者によれば、不安は「精神生活における交差路であるとともに見張りの役割を担う」。
つまり不安は、こころの不快や不調、ときに苦痛を伴う感情の最初の表れであると同時に、それらが解決されていない状態にあると教えてくれているのだ。
本書は、フロイトをはじめピエール・ジャネ、ウィニコット、メラニー・クライン、ラカンなどの業績を参照しながら、臨床における不安の症候学、不安のモデル、生物学、精神分析、認知行動科学、いろいろな治療法といった今日の不安の諸相を概説する。
臨床経験豊かな著者が、正常から病理まで遍在する不安を震央に位置づけて考察した、病める社会と人間たちに向けたフランス精神分析的思考の処方箋。
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目次序論/第1章 臨床における不安/第2章 不安のモデル/第3章 不安の生物学/第4章 不安の精神分析的展望/第5章 不安の認知・行動理論/第6章 不安のいろいろな治療
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