昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか/大塚ひかり【3000円以上送料無料】
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総合評価
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昔の老人の知られざる生態が明らかに! 超高齢化社会の今、老齢世代も、これから老人になる人も、古典文学や昔話、民俗学、昔の日本人の歴史・暮らしに興味のある人も、必読。
前著『本当はひどかった昔の日本』が話題をよんだ、古典エッセイストの著者が初挑戦した異色の老人論!!※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
目次昔の老人の人生—昔話と古典文学が伝える貧しさや孤独という「現実」/昔話の老人は、なぜ働き者なのか—「爺は山で柴刈り、婆は川で洗濯」の背景/昔話の老人は、なぜ「子がいない」のか—「わらしべ長者」のルーツを探る/家族の中の老人の孤独—「姥捨て山」説話と「舌切り雀」の真実/古典文学の中の「婚活じじい」と「零落ばばあ」—平安・鎌倉期の結婚事情/昔話に隠された性—「浦島太郎」が竜宮城に行った本当の理由/古典文学の老いらくの恋と性—『万葉集』から『東海道中膝栗毛』まで/古典文学の中の「同性愛」の老人たち—爺と稚児、婆と美女の物語/昔話は犯罪だらけ—老人たちの被害と加害/自殺や自傷行為で「極楽往生」?—昔話の往生話と平安老人たちの「終活」/老いは醜い—昔話の「姥皮」と大古典の老人観/閉塞状況を打開する老人パワー—古典文学の名脇役たちと、棄老伝説/「社会のお荷物」が力を発揮する時—昔話はなぜ老人が主役なのか/昔話ではなぜ「良い爺」の隣に「悪い爺」がいるのか—老人の二面性と物語性/昔話はなぜ語り継がれるのか—『源氏物語』の明石の入道・尼君夫妻が子孫に伝えたこと/昔話と古典文学にみる「アンチエイジング」—若返りの目的はさまざま/実在したイカす老人—成尋阿闍梨母、乙前、世阿弥、上田秋成、四世鶴屋南北、葛飾北斎、阿栄
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