いますぐ彼を解きなさい イタリアにおける非拘束社会への試み/ジョバンナ・デル・ジューディチェ/岡村正幸/小村絹恵【3000円以上送料無料】

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著者ジョバンナ・デル・ジューディチェ(著) 岡村正幸(監訳) 小村絹恵(訳)出版社ミネルヴァ書房発売日2020年04月ISBN9784623086771ページ数186Pキーワードいますぐかれおときなさいいたりあに イマスグカレオトキナサイイタリアニ でる.じゆ−でいちえ じよばん デル.ジユ−デイチエ ジヨバン9784623086771内容紹介これは身体拘束をしている現場の人々を糾弾する本ではない。
なぜ縛るのかと問うことは、精神科病棟や認知症施設の外でも日々行われている、力や器具や言葉によるあらゆる形の拘束について考えることだ。
からだと思考、感覚や感情さえも縛られていると感じるこの国のすべての人に読んでほしい。
松嶋 健(文化人類学者・広島大学准教授)氏推薦精神病院における身体拘束は、人権にかかわる重要な問題である。
イタリアでは、1978年に世界で初めて精神病院の廃絶を定めた「法律180号」が制定された。
イタリアで精神病院を解体していった経緯や、現在進行中の拘束廃止をめぐる運動、また、拷問のような「拘束」が頻繁に起こるメカニズムやその社会的背景について、運動の中心メンバーである著者が初めて日本へ向けて書下ろした。
「拘束」問題を問う画期的な一冊である。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
目次第1部 拘束廃止に向けた精神科医の経験から(総合病院内SPDCで拘束された男性/精神保健局での拘束廃止へのあゆみ—カリアリのケースから)/第2部 イタリア拘束廃止運動の実際(ケアの場での器具による拘束/精神的困難を抱えた人への人権侵害—イタリアにおける脱施設化の経験と改革後にも残る拘束/やればできる)/第3部 拘束廃止に向けたインタビュー(拘束は拷問です/もはや人間ではない/遁走する主体)

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