自他認識の思想史 日本ナショナリズムの生成と東アジア/桂島宣弘【3000円以上送料無料】
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また国境認識はどのようにして現れ、他者認識を生み出していくのか。
グローバリゼーション下でむしろ高まりつつあるナショナリズムの源流を、東アジアへ視線を向けるなかから探り出し、近代の学術がそれをいかにして制度化していったのかを解明する。
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目次第1章 一八世紀の自他認識—宣長の「外部」/第2章 華夷思想の解体と自他認識の変容—一八世紀末期〜一九世紀初頭期を中心に/第3章 一国思想史学の臨界点—帝国日本の形成と日本思想史の「発見」/第4章 国学への眼差しと伝統の「創造」—「想像の共同体」と国学運動/第5章 東アジアの近代と「翻訳」—近世帝国の解体と学術知/第6章 現代日本のナショナリズムと「教科書問題」/付論 東アジア人文学の可能性を求めて
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