金時鐘は「在日」をどう語ったか/玄善允【3000円以上送料無料】
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総合評価
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しかし、かつて金時鐘が語った言葉には、「在日二世」である著者とって、共感とともに見過ごせない違和感があった——。
その在日観の差異とは何か。
在日が在日知識人を批判的視角から論じる意欲的試み。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
目次第1章 「詩はメシ」か?—サークル詩誌『ヂンダレ』の『前期』と金時鐘(時期区分と対象の限定/『前期』における“事件”/金時鐘における『前期』/金時鐘の“在日二世騙り”/『前期』における鄭仁)/第2章 “一斉糾弾闘争”と金時鐘の“自分・在日語り”(一斉糾弾闘争の概況/一斉糾弾闘争への参入についての金時鐘の回顧的な“自分・在日語り”/闘争現場への参入に関するリアルタイムの語り—「さらされるものとさらすもの」/テクスト戦略の五—“強迫観念”が備える“威嚇効果”の積極的活用)/第3章 “一斉糾弾闘争”の方針転換以降における金時鐘の“神格化”の様相(一斉糾弾闘争の指導部の方針転換—その論理と波紋/方針転換における金時鐘の役割とその論理/“自分・在日語り”も含めた金時鐘の“超越的自己認識”/金時鐘の“自分・在日語り”と読者—“金時鐘の神格化プロジェクト”)
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