ワインの嘘 誰も教えてくれなかった自由な楽しみ方/宮嶋勲【3000円以上送料無料】
レビュー:0件
総合評価
総合評価
【はじめに——「ワインの嘘」に惑わされず、本質を楽しもう】より一部抜粋・編集 「ワインは好きだけど、よくわからない」という話を耳にする。
「ワインについて何も知らないので」と恥じ入る人もいる。
考えてみれば不思議な話だ。
ワインはアルコール飲料の一つであり、嗜好品。
楽しむのに知識など必要ない。
番茶やビールを飲むのに「番茶がよくわからない」とか「ビールの知識がないので」と卑下する人がいるだろうか。
なのに、なぜかワインでは「わかる必要がある」とか「楽しむには知識がいる」といった奇妙な誤解が幅を利かせている。
そのような齟齬=誤解=「ワインの嘘」が自由にワインを楽しむことを阻害している気がする。
ワインは本来、日常に根付いた飲み物だ。
毎日の食卓にあり、食事を引き立て、団欒の時間を彩る。
寛ぎ、憩い、明日への活力を与えてくれる庶民的な飲み物である。
ワインにも他のアルコール飲料とは異なる独自の特徴がある。
それを知っておくことは、ワインを楽しむ上で役に立つかもしれない。
だが、ワインについて細かい知識を集めて、ひけらかすことに喜びを見出す「トリビアの泉」的アプローチは、 まさに「木を見て森を見ず」で、かえって本質を見逃してしまう。
肝となる部分だけを大きくざっくりと捉えておけばいい。
あとはそれぞれが好きなように楽しむだけだ。
本書では、その肝となる部分だけを紹介している。
とかく、蘊蓄(うんちく)、格付け、マナーなどは、人生を楽しむことを妨げることが多い。
ワインの飲み方についての上から目線のお寒い説教を無視して、自由にワインを楽しみたい。
ワインは人生を楽しくし、人を幸せにするためにあるのだから。
この書がそんな思いを抱かれる方のお役に立てば幸いである。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
目次第1章 ワインに教養はいらない(教養としてのワインの無教養/身近になったワイナリー ほか)/第2章 自分だけの楽しみ方を見つける(あの手この手でワインを楽しむ/ブラインドテイスティングはわからなくて当たり前 ほか)/第3章 とっておきの1本と出会う(自分の好みを知ろう/教養を捨てよ、グラスを持とう ほか)/第4章 味わいの向こうに見えるもの(完璧は退屈/生産地に行くとわかる“テロワール” ほか)/第5章 楽しむのに知っておくといいこと(初めの1本を選ぶときに知っておきたい基本の品種/赤と白だけじゃないワインの世界 ほか)
- クレジットカード利用可
- 海外配送不可
- 販売店舗情報:ショップオブザイヤー受賞店舗『bookfan 1号店 楽天市場店』
1,760円(税込) 送料別 | 詳細・購入はこちら |