扶桑社新書 418
世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本/宮脇淳子【3000円以上送料無料】
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待望の新書化!著者による「対馬・福岡」元寇史跡レポートを収録。
──海を渡ってやって来たのは本当にモンゴル人だったのか!?日本とモンゴルとの関係といえば、誰もが知っている鎌倉時代の「蒙古襲来」すなわち元寇。
元という国のモンゴル人が攻めてきたという前提で語られる国難です。
二度とも水際で追い返すことができたので「神風が吹いた」「鎌倉武士が強かった」「元軍の矢が尽きた」など、その勝因が盛んに論じられてきました。
他方、大陸側ではどう語られているでしょうか。
当のフビライ・ハーンにとっては「辺境のエピソードの一つにしかすぎない」(著者)うえに、いまどきのモンゴル人では、近年まで学校で教えられてもいなかったとか。
では、元はなぜ日本征討に来たのか。
「モンゴル人が主になって攻めてきたものではなかったという視点をもつことが必要」という著者の指摘に、当初の固定観念からまず解き放たれます。
元朝には当然、モンゴル人はいましたが、元の直轄地だった高麗の軍が、日本への嚮導役をさせられたことは、近年の研究により知られています。
加えて、日本遠征の総司令官はモンゴル人の可能性が極めて低く、副司令官も高麗人、漢人、南宋人などで構成されていて「そこにモンゴル人はほとんどいなかった」という著者の見解には衝撃を受けるでしょう。
本書では、モンゴル史を専門とする著者が、『元史』や『高麗史』などの一次資料を紐解きながら、壮大な世界史の視点で「蒙古襲来」を再検証。
歴史好きを飽きさせない一冊です。
第一章 日本人のモンゴル観第二章 モンゴルとは第三章 高麗とは第四章 蒙古襲来前夜第五章 大陸から見た元寇第六章 「元寇」後の日本と世界終章 国境の島と「元寇」※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
目次第1章 日本人のモンゴル観/第2章 モンゴルとは/第3章 高麗とは/第4章 蒙古襲来前夜/第5章 大陸から見た元寇/第6章 「元寇」後の日本と世界/終章 国境の島と「元寇」
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