となりのトトロ 小説/宮崎駿/・絵久保つぎこ【3000円以上送料無料】
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東京郊外の古い家に、小学生のサツキと4歳のメイが引っ越してきました。
家の庭で、メイは不思議な生き物に出会います。
ずっと古くからこの日本に住んでいる「トトロ」でした。
メイは、トトロのことを話そうとしますが、タヌキ、ネコ、ウサギみたいなと、よくわらかない説明しかできません。
お父さんが、言いました。
「メイは森の主に会ったのかもしれないね」—?大きな大きなクスノキのある森の際にたつおんぼろな家を舞台に、不思議な出来事が始まります。
サツキとメイの生きる昭和30年代の東京郊外の暮らしぶり——薪で焚く五右衛門風呂やもぎたてのキュウリやトマトを食べる喜び、そしてトトロが住む森に象徴される自然が人間とまだ友達だったころの、人と自然の在り方が綴られています。
アニメーションの想像力にあふれた宮崎ワールドを彷彿とさせつつ、活字で読むトトロの世界は、「ああ、自分が子どもの頃はそうだったよね」と思わせる懐かしい世界が展開します。
そしてこの本で初めてトトロに出会う子どもたちには、「トトロは本当にいるんだ!」と思わせる素敵な世界が綴られています。
この本を読み終えたあとに聞く風の音は、「あ、ネコバスが走っている」と子どもたちはきっと思うことでしょう。
「すべてはここから」と宮崎駿監督が語る「雨のバス停に立つ少女とトトロ」がカバーに。
これからトトロに出会う人にもお薦めです!※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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