サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ [2019] Sarget de Gruaud Larose AOC Saint Julien フランス ボルドー オー メドック メドック格付第2級 セカンド ワイン AOCサン ジュリアン 赤 フルボディ 750ml

サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ [2019] Sarget de Gruaud Larose AOC Saint Julien フランス ボルドー オー メドック メドック格付第2級 セカンド ワイン AOCサン ジュリアン 赤 フルボディ 750ml
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"王のワイン、ワインの王"と称される人気シャトー。
長期熟成によって真価を発揮するサン・ジュリアンの美しさを十二分に表現したスタイル。
 サン・ジュリアンはポイヤックとマルゴーに挟まれた土地柄、両者の中庸的なスタイルと説明されることが多いですが、そのサン・ジュリアンの美点を余すところなく表現しているのがこのシャトー。
ポイヤック的な堅牢で重厚なスタイルと、マルゴー的な優雅さやフィネス。
それらを調和のとれたスタイルに落ち着かせる、熟練の技が生きた品格のあるワイン。
 濃い色合いと豊かな果実味を持ち、熟成によりビロードのようなきめ細やかさがでてきます。
充分な酸による均整の取れた豊かな味わいが特徴で、エレガントながらもしっかりとしたボディで、長期熟成にも耐えるワインです。
エチケットには堂々と「王のワイン、ワインの王」と記されており、1855年のメドック格付け当時、1級シャトーに次いで取引価格が高かったのがこの【グリュオ・ラローズ】だったというのは有名です。
いまでも変わらず、「最も愛されている第2級格付のひとつ」と絶賛されています。
また、第2級シャトーの中で最大級の生産量であり、ヴィンテージによる品質にムラがなく、安心して買えるというのもこのシャトーの魅力の一つになっています。
濃密で、力強い味わいは、まさに『ワインの王、王のワイン』ですね! "王のワイン、ワインの王"サン・ジュリアンで長年愛されているシャトーのセカンドワイン。
 オーナーである【ジャン・メルロ氏】の「ユニークな土壌からこの上なく自然な表現を備えたワインを生み出す」という思いのもと、シャトーでは卓越した熟練の技によって、この土壌を最大限に生かしたブドウ栽培を実施しています。
グリュオ・ラローズに使用されるブドウの平均樹齢が40年ですが、【サルジェ・ド・グリュオ・ラローズ】は樹齢25年になっています。
若樹のブドウを中心に、時にファーストの厳しい選果から漏れたブドウをブレンドします。
使用するブドウは違いますが、その醸造工程はファーストラベルとほぼ同じです。
もちろんセカンドも収穫されたブドウは厳しい選果を経て、品種やテロワール、樹齢などの区画毎に醸造し、個性を引き出します。
1日2度のルモンタージュ(櫂入れ)を行いながら、コンクリートタンクで発酵。
マセラシオン(醸し)は21-35日間行い、果実本来の風味や色、タンニンを抽出します。
その後、マロラクティック発酵を経て、フレンチオーク樽で14カ月の熟成。
こうして完成するサルジェ・ド・グリュオ・ラローズは、魅惑的な果実のアロマと品のある味わいはファーストそのままに、若いうちから楽しめるスタイルに仕上がっています。
 美しいガーネット色。
ドライチェリーやイチジク、シナモン、リコリスのアロマと共に、スー・ボワや土、インク、干し草、マッシュルーム、鉄などの熟成のニュアンスが次々に押し寄せます。
口に含むと驚くほど明るい印象。
熟成を経たことで、ブラックチェリーなどの黒系果実というよりはカシスやチェリー、ザクロなどの赤系果実の味わいが広がります。
タンニンは研ぎ澄まされベルベッドのように滑らかな質感。
きめの細かい豊富な酸が全体の味わいを引き締め、雑味のないピュアな果実味が余韻まで残ります。
ボルドー通は必ず熟成させてから愉しむという特に長期熟成に定評のあるシャトー。
ちょうど飲み頃に熟成させて素晴らしい王のワインをぜひ一度お試しください。

■Information
●生産国 フランス
●地域 ボルドー地方 / メドック地区 / サンジュリアン村 / メドック格付け・第2級
●ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベック
●タイプ 赤・フルボディ・辛口
●醸造・熟成  
●内容量 750ml
●オーガニック等の情報  
●コンクール入賞歴   
●ワイン専門誌評価  ワイン・スペクテーター得点:90 ワイン・アドヴォケイト得点: 88-90 「ジェームス・サックリング」 90-91点  
●保存方法 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。

●備考
【*ご注文の前にご確認ください*】
●商品画像のラベルに表示されたヴィンテージと商品名が異なる場合は商品名のヴィンテージとなります。
また、ラベルデザインは予告なく変更になる場合がございます。

●ヴィンテージは、輸入元の諸事情によりヴィンテージが切り替わることがございます。
商品名とは異なるヴィンテージになった場合、2,000円未満のワインにつきましては変更後のヴィンテージを発送致しますので予めご了承ください。
2,000円以上のワインはヴィンテージ変更の連絡をいたします。
商品画像のボトルに記載されたヴィンテージとは異なる場合がございます。

●注文個数によりお届け日が変わることがあります。

●通常2〜3営業日で出荷致します。
土日祝祭日、臨時休業を除きます。

●輸入元 モトックスChateau Gruaud Larose AOC Saint-Julienシャトー・グリュオ・ラローズ AOCサン・ジュリアン・メドック・グラン・クリュ・クラッセ・格付第2級 『王のワイン、ワインの王』!ヒュー・ジョンソン氏は「最も愛されている第2級格付のひとつ」と高評価し、5大シャトーと同じ最高評価4ッ星!!シャトー・シャス・スプリーンやシャトー・フェリエール、シャトー・シトラン等の所有者でもあるメルロー家(ボルドー名門タイヤングループ)の所有になり、人気も品質も急上昇!!の大人気サンジュリアンです! シャトー・ベイシュヴェルとシャトー・ブラネール・デュクリュの西隣に位置し、ボルドーの数あるシャトーの中でも、ポイヤック村のシャトー・ラトゥールと並び、良質のワインを毎年生産することで非常に高く評価されています。
 17世紀中頃、イギリスで【オー・ブリオン】が初めてシャトーの名を冠して販売され人気を博したのを機に、グリュオー神父がワインを造りだしたのが、このシャトー・グリュオー・ラローズの始まりでした。
1855年の格付けで2級とされるずっと以前から、素晴らしいワインを造るシャトーとして広く知られていました。
 サン・ジュリアン村の中でも、ジロンド川から離れた内陸側の丘の上にある畑は、2級シャトーの中でも最大級の広さを誇ります。
この畑の長所は、高い海抜のため砂利の層が厚く水はけが良いことと、風化や土地の隆起の影響で土壌の構成がとても多彩になっていること。
そんな優れた土地に、平均樹齢43年を誇る立派なブドウの木が植えられています。
 畑には、上空で雹(ひょう)の発生を防止する機械を設置してあったり、200万ユーロもの大金を投じて、光合成促進のために樹を10cm高くしたりするといった改良が行われるたり、醸造工程にも様々な技術が取り入れられるなど、積極的に改革を続けています。
ワインは、程よくスパイシーで野生的なニュアンスを感じる香りと、凝縮した果実味に定評があり、一貫して高い品質を維持しています。
歴史  グリュオー神父がサンジュリアン村に70haの土地を手に入れ、ワイン作りを開始。
1742年、著名なワイン商であった【アブラハム・ロートン】が、すでにこのワインの熟成の素晴らしさについて述べています。
当時はまだ、現在のグリュオー・ラローズという名前ではなく、この名前が使われたのは1781年、グリュオーのワインの取引がされるようになってから50年以上も経ってからでした。
その後、グリュオー神父の甥の騎士ラローズが後を継ぎ、シャトーの名声を保つために厳格な方針を堅持した。
1795年に彼が死去すると後継者問題が発生し、1812年になってようやくワイン商のサルジェ・バルゲリー社が買い取った。
しかし、共同経営者間の揉め事によって、所有地は「グリュオー・ラローズ・サルジェ」と「グリュオー・ラローズ・フォール」の二つに分割されてしまいました。
 しかし、ワインの品質は厳格に管理されていたため、有名な1855年の格付けでは、どちらも2級に格付けされている。
1917年から一方のシャトーを所有していたコルディエは、長年二つの土地の再統合を願っており、1935年にようやくもう一つのグリュオーを買い取り、再統合がなされた。
彼の死後、息子のジャンが跡を継いだが、金融グループのスエズ社などの所有者を経て、1997年からはワイン界で有名なベルナール・タイヤン社が所有者となっています。

■ロバート・M・パーカーJr.
【ボルドー第4版】より  グリュオー・ラローズは何十年もの間サン=ジュリアンで最も重々しく、内向的なワインを生産してきたが、新しい所有者であるジャック・メルローのもとでは、より品のよい、それほど朴訥でなくタニックでもないスタイルのワインをつくる傾向にあるのは明らかだ。
メルローはこのシャトーに多額の資金を投入し、66ある畑の区画それぞれについてのすべてのデータをコンピューター化した。
また、高価な排水システムも導入した。
私は最近の醸造方針が続くことを期待している。
生産量は多く、品質は一貫して高い。
2000年、1990年、1986年、1985年、1983年、1982年、1961年のようなヴィンテージでは、グリュオー・ラローズは一級相当の品質のワインを生み出している。
美しいシャトーだが、河寄りではなくサン=ジュリアンの高台にあり、メドックを訪れてもサン=ジュリアン=ベイシュヴェルの町の幹線であるワイン街道(県道2号線)から県道101号線に入って西進しないと見えないだろう。
 グリュオー・ラローズを批判する人はあまりにずんぐり、がっしりしすぎていて、重々しすぎると思ったのだろうが、あらためて飲み直してみるとよい。
前よりもフィネスとエレガンスの増したワインになっているはずだ。
〜一般的な評価〜  ここはサン=ジュリアンで最も重々しく、内向的なワインをつくるシャトーかもしれない。
1990年代半ば以降、よりしなやかでエレガントなスタイルになってきているのだが、残念ながら、ヴィンテージによってはいまだに果実味や中身に比べてタンニンが多すぎるようだ。
事実、最近のグリュオーにはムラがある。
出来のよい時はこのシャトーの血統に恥じない、しばしばそれ以上のワインをつくるのだが、そうした偉大なワインの翌年に、過度のタンニンと硬い構造の感じられるワインを生産してしまうことがあるのだ(例えば1998年と1997年、1994年と1993年など)。
長期熟成できる(すなわちタンニンが完全に溶け込む前に、果実味が失われてしまわない)グリュオー・ラローズを探している人は、ヴィンテージを選ぶ時に気をつけたほうがよい。
価格は、たいていの二級シャトーと同等である。
平均年間生産量:22万本  畑 面積:82ha、平均樹齢:40年、密植度:8500〜1万本/ha、平均収量:50〜60hl/ha  育て方:発酵は土着酵母を使って31〜33℃で行い、とマセレーションは温度管理されたコンクリートと木製の槽で21〜35日間で、ポンピングオーバーは1日2回。
収量の半分は樽内マロラクティック。
熟成は毎年3分の1ずつ更新される樽で16〜18ヶ月。
清澄と濾過は公表されていない。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン57%、メルロー31%、カベルネ・フラン7.5%、プティ・ヴェルド3%、マルベック1.5% 所有者:ベルナール・タイヤン・ヴァン(メルロー家)

5,100円(税込) 送料別 詳細・購入はこちら

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