カバープレート 艶消し 3オクターブ 48音 stainless reed 52480(sp)
Seydel サイドル サクソニー マット クロマチックハーモニカ ステンレスリード 12穴 アルミボディ Saxony matt Chromatic Harmonica ドイツ製 北海道 沖縄 離島不可
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総合評価
総合評価
ステンレスリードの採用を始め、すべてのパーツを見直し改良を加えたSaxonyはクロマチックハーモニカの革新的なモデルです。
すべての妥協を排して設計・製造される高い品質はプロフェッショナル プレーヤーの高次の要求に応えます。
Seydel ( サイドル )はドイツのハーモニカブランド。
国内では HOHNER( ホーナー ) 、SUZUKI( スズキ ) 、TOMBO( トンボ )が有名ですが サイドルは出回っている数が少ない いわゆる高級ハーモニカを扱うブランド。
サイドルのハーモニカは一般的なブルースハーモニカの2〜3倍ほどの価格のハーモニカが多くございます。
仕上げの良さ、素材の良さなど細部にわたるこだわりのハーモニカですが、まず大きな違いはステンレスのリードであることです。
もちろんサイドルハーモニカの全てがステンレスリードであるわけではありません。
HOHNER、スズキ、トンボのハーモニカには基本的にはステンレスリードはなく、ブラスリードが使用され、長年の劣化や耐久性はまずまずのものであることはハーモニカ奏者であればご存じだと思います。
ブラスリードとステンレスリードの違いとしては耐久性が高いだけではなく、倍音豊かで迫力のあるサウンドが得られることが特徴です。
劣化しにくいですのでそれだけピッチの安定感もあります。
▽サクソニーの特徴▽・カバープレート 倍音が豊かで安定したサウンドを生み出す広い背面開口、ウェーブシェイプのステンレス製カバープレート。
カバープレートの仕様は“マット仕上げ”と“シャイニー仕上げ”があります。
こちらは“マット仕上げ”です。
クロマチックとして一般的なものがクロームでツヤのあるタイプなので、どちらかというとこちらのマットが人気です。
口当たりが心地よいのも特徴です。
・ボディ 高剛性で理想的なレスポンスを実現する精度の高いアルミニウム製ボディ。
通常は樹脂、木製などが多いです。
他パワフルな音色を求め樹脂に真鍮ウェートを入れた製品などもありますがアルミは珍しいです。
アルミ=軽いというイメージがあるかもしれませんが、こちらのハーモニカ自体はHOHNERなどに比較すると少し重いかもしれません。
ただ、スズキのシリウス程の重さではないです。
・リードプレート 気密性を高めエアロスを最小限に抑える、平滑で精度良く製作、組み上げられるリードプレート。
素材は洋銀製です。
多くのクロマチックが真鍮(ブラス)を使用しておりますのでこれも特徴の1つでもあります。
・マウスピース 唇にやさしい新設計の丸穴を持つマウスピース。
比較的新しいデザインのハーモニカには丸穴が多い印象ですよね。
銀メッキ仕上げで見た目にもニッケルメッキに比較すると白っぽいシルバーになります。
(イメージ)比較的高級な部類のハーモニカには銀メッキ仕上げのものが多いと思います。
こちらも口当たりが良く結果スムーズな演奏につながります。
▽その他▽・バルブについて サイドルはバルブなしのクロマチックも存在していましたが、現在は一般的なクロマチックのラインナップになっていると思います。
こちらも一般的なバルブ付きクロマチックです。
バルブはHOHNER、スズキと各社違いがあり、若干HOHNER社のバルブセットにはバラ付きがあったり...。
こちらサイドルは新素材を採用した信頼性の高いバルブです。
・気密性 ハーモニカは気密性がとても大事とされます。
ですので、スズキ、トンボなど日本のメーカーのハーモニカは細部まで綺麗でありよって気密性も高いです。
サイドルもこの気密性にこだわっているようで操作性がさらに向上したスライドデザインであり、気密性を高めエアロスを最小限に抑える、平滑で精度良く製作、組み上げられるリードプレート。
気密性が高いと結果息漏れが少なくなり音が鳴りやすいと感じられるのですが、サイドルのハーモニカはどちらかというとプロフェッショナル仕様で「ただ音がでやすい、初心者に向いたハーモニカ」といったものとは少し違うと思います。
・ケースについて ケースはよくあるプラスチックケースではありません。
紙のような素材のしっかりとした箱ケースが付属しています。
サイドルは様々なケースが別売されていますし、また必要に応じて別途ご購入下さいませ。
▽ご注意▽ステンレスリードは耐久性が良いといわれますが、劣化しない、折れないということではありません。
また高級品といえども素材や製造上の都合上、細かいキズなどはございます。
これは国民性などにもよると思いますのご理解のうえご購入下さい。
ハーモニカは色々な種類がありますが、「単純に高いものが音が出やすい」というものではありません。
どちらかというと、高いものの方が個性は強くなっていきますので、求める演奏方法や音色によって機種を選びます。
素材や形状によって音が出しやすい、出しにくいがあり、自分に合う、合わないがあります。
2穴の吸音が出にくいのは経験者であればご存じかと思いますが、ハーモニカはとても繊細で「吹き方」の影響が大きく出る楽器です。
音が出しにくくても、出た音が良い音だということもあるのです。
(かなり息の量とコントロールが必要)クロマチックハーモニカは手にした人が全音すぐに音が出せるものではありません。
こういう部分も含め楽しめる楽器ですのでじっくり向き合ってみてください。
Seydel Chromatic Harmonica Saxony 52480 Matt サイドル クロマチックハーモニカ サクソニー マット 52480C
■クロマティック ハーモニカ リード 楽器
■仕上げ:マット(他ラインナップとしてシャイニー有り)
■12穴 3オクターブ 48音
■リード:ステンレス製リード
■リードプレート素材:洋銀製
■リードプレート厚み:約1.0mm
■カバープレート素材:ステンレス製
■ボディ:アルミニウム製(特殊コーティング)
■マウスピース:洋銀製、銀メッキ
■サイズ:約158×36×30mm
■重さ:約250g ※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
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