古代日本の衣服と交通 装う王権つなぐ道 / 武田佐知子 【本】
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総合評価
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衣服が着用される儀礼の空間としての都と地方が、連続した人工的空間としての道路で結ばれていること、その道路の国家と公民における意味、そこでの衣服の機能などを考察の対象とした諸論考を冒頭に配し、古代の中国や朝鮮半島の衣服を継受しながら形成されてきた日本列島の衣服制を見通す。
目次 : 第1部 古代国家と交通(古代における道と国家/ 古代における都と村/ 二つのチカシマに関する覚え書き—古代の国際的交通をめぐって ほか)/ 第2部 民族標識・異性装(「魏志」倭人伝の衣服について—「横幅」衣・「貫頭」衣の位相/ 『一遍聖絵』に見る時衆の衣服—阿弥衣と袈裟/ 笠の山—境界をめぐる一試論 ほか)/ 第3部 王権と衣装(大化の冠位制について—吉士長丹像との関連で/ 王権と衣服/ 古代天皇の冠と衣服—中国衣服制の継受をめぐって ほか)
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