Bellini ベッリーニ / 『カプレーティとモンテッキ』全曲 ベルナール演出、ウェルバー&フェニーチェ歌劇場、プラット、ガナッシ、他(2015 ステレオ)(日本語字幕付) 【BLU-RAY DISC】
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総合評価
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カプレーティ家の当主カペッリオは息子を仇敵モンテッキ家の当主ロメオに殺され、一族のテバルドと共に復讐を誓っています。
カペッリオは娘のジュリエッタをテバルドに嫁がせようとしていますが、彼女は密かにロメオと愛し合っています。
カプレーティ家を身分を偽って訪れたロメオはジュリエッタに「一緒に逃げよう」と懇願しますが、ジュリエッタは一族への忠誠心からこれを拒んでしまいます。
2人を支える老医師ロレンツォは、ジュリエッタにテバルドとの結婚を拒むために秘薬を飲んで死を装うように説き、彼女はその言葉に従います。
彼女の偽の葬列をみたロメオは悲観し、一人毒を仰ぎ・・・ 1826年に『ビアンカとフェルナンド』をナポリで初演し、才能が認められたベッリーニ。
以降、数々の歌劇を成功させ、ついにヴェネツィアのフェニーチェ劇場から新作の提供を求められます。
彼は1830年から作品に着手、台本を担当したフェリーチェ・ロマーニはニコラ・ヴァッカイのために書いた『ジュリエッタとロメオ』を手直しして提供。
ドニゼッティ自身は自作の『ザイーラ』からいくつかの旋律を流用して、この作品を描き上げました。
台本はシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」とは直接の関係はなく、登場人物の扱いや物語の展開などもかなりの相違があります。
またロメオをテノールが歌うヴァージョンもありますが、この上演はベッリーニが書いた通り、メゾ・ソプラノのベテラン、ソーニャ・ガナッシが歌っています。
ジュリエッタを歌うのは若手ソプラノ、ジェシカ・ブラット。
流麗なコロラトゥーラと抒情的かつ優美な歌唱が印象的です。
(輸入元情報)【収録情報】● ベッリーニ:歌劇『カプレーティとモンテッキ』全曲 ジュリエッタ…ジェシカ・プラット(ソプラノ) ロメオ…ソーニャ・ガナッシ(メゾ・ソプラノ) カペッリオ…ルーベン・アモレッティ(バス) テバルド…シャルヴァ・ムケリア(テノール) ロレンツォ…ルーカ・ダッラミーコ(バス)、他 フェニーチェ歌劇場合唱団(合唱指揮:クラウディオ・マリーノ・モレッティ) フェニーチェ歌劇場管弦楽団 オメール・メイア・ウェルバー(指揮) 演出:アルノー・ベルナール 舞台装置:アレッサンドロ・カメラ 衣装:カルラ・リコッティ 照明:ファビオ・バレッティン 制作:フェニーチェ歌劇場財団 共同制作:アレーナ・ディ・ヴェローナ財団、ギリシャ国立歌劇場 収録時期:2015年1月18日 収録場所:ヴェネツィア、フェニーチェ歌劇場(ライヴ) 映像監督:ステファヌ・ヴェリテ 収録時間:136分 画面:カラー、16:9、1080i High Definition 音声:PCMステレオ 字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語 Region All ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
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