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）モーツァルト　歌劇『フィガロの結婚』全曲　アーノンクール指揮　フリム演出欧州のオペラ・シーンで話題を集めるチューリヒ歌劇場における、ユルゲン・フリム演出、アーノンクール指揮のモーツァルト・プロジェクトの第一弾となった、記念すべき公演の記録。
管楽器にナチュラル楽器を使用し、古楽器奏法による、新鮮で劇的な迫力に富む演奏は、アーノンクールの作品への深い理解と共感から生みだされた優れたものです。
　その解釈への欧州での評価の高さは、2006年、モーツァルト・イヤーのクライマックスとされるザルツブルク音楽祭の『フィガロの結婚』で指揮をすることが決定していることからも明らかでしょう。
配役アルマヴィーヴァ伯爵：ロドニー・ギルフリー伯爵夫人：エヴァ・メイスザンナ：イザベル・レイフィガロ：カルロス・ショーソンケルビーノ：リリアーナ・ニキテアヌマルチェッリーナ：エリーザベト・フォン・マグヌスバルトロ：ローベルト・ホルバジリオ：フォルカー・フォーゲルドン・クルツィオ：マルティン・ツィセットアントニオ：ヴェルナー・グレッシェルバルバリーナ：リサ・ラルソンチューリヒ歌劇場管弦楽団・合唱団合唱指揮：エルンスト・ラッフェルスベルガー指揮：ニコラウス・アーノンクール演出：ユルゲン・フリム収録：1996年2月13・15日チューリヒ歌劇場　ライヴ収録収録時間　　全プログラム 197分字幕：日本語・イタリア語ヴィデオ仕様　　16:9LB　カラー音声仕様(1)リニアPCMステレオ：48kHz/16bit(2)ドルビーデジタル5.1(3)DTS 5.1ディスク仕様　　片面・2層　2枚組プロフィールニコラウス・アーノンクール　1929年生まれのオーストリアの指揮者。
初めチェリストとして活躍していたが、1953年に古楽アンサンブル、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを設立。
歴史的演奏解釈の発展に、大きく貢献した。
今日では、ロマン派以降のレパートリーでも、絶大な評価を得ている。
ロドニー・ギルフリー（アルマヴィーヴァ伯爵）　アメリカ出身のバリトン歌手。
1986年にハンブルクでヨーロッパ・デビューを飾り、モーツァルトの諸役で活躍している。
アーノンクールとの共演も多く、2001年には、チューリヒ歌劇場の《ドン・ジョヴァンニ》で題名役を演じた。
エヴァ・メイ（伯爵夫人）　イタリア出身のリリック・コロラトゥーラ・ソプラノ。
1990年、ウィーン国立歌劇場にコンスタンツェ（《後宮からの逃走》）でデビューし、国際的注目を集めた。
以降バロック、モーツァルト、ベルカントを中心に歌い、高い評価を獲得している。
カルロス・ショーソン（フィガロ）　スペイン生まれのバス・バリトン。
アメリカで活躍した後、ヨーロッパにデビューし名声を高める。
ロッシーニやモーツァルトのブッフォ役を得意とし、バルトロ（《セヴィリアの理髪師》）では、世界的に第1人者とされる。
イザベル・レイ（スザンナ）　スペインのリリック・ソプラノ。
母国で活躍した後、1991年よりチューリヒ歌劇場のアンサンブルに所属する。
アーノンクールとの共演も多く、アデーレ（《こうもり》）やドンナ・アンナ（《ドン・ジョヴァンニ》）で共演している。
リリアーナ・ニキテアヌ（ケルビーノ）　ルーマニア出身のメゾ・ソプラノ。
チューリヒを中心に、モーツァルトを歌って評価を得た。
アーノンクール指揮では、ドラベッラ、デスピーナ（《コジ・ファン・トゥッテ》）、ツェルリーナ（《ドン・ジョヴァンニ》）を手掛けている。