【輸入盤】 Wagner Tiso / Outras Cancoes De Cinema 【CD】
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総合評価
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ブラジルの作編曲家/ピアニスト、ヴァグネル・チゾが生み出した素晴らしい映画音楽の数々が、華麗で切ないジャズ演奏で奏でられる傑作が本作『オウトラス・カンソエンス・ジ・シネマ』。
とにかく素晴らしい、それしか言葉が浮かびません…。
ブラジルはミナス・ジェライス州出身のピアニスト/作編曲家、ヴァグネル・チゾ。
ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジスとの“Clube de Esquina(街角クラブ)”での活動や、 Som Imaginarioでのプログレ方面での活躍でも知られる、偉大な音楽家ですが、そんな彼が手掛けたブラジル映画音楽の名曲の数々を収録したのが本作『オウトラス・カンソエンス・ジ・シネマ』です。
6作品からの楽曲を、チェロ、オーボエ、ヴァイオリンなどを含むジャズのスモールコンボで演奏した作品ですが、どこを聴いても美しく、儚く、切ないメロディの応酬で、聴けば聴くほどにその深みにハマって行くような、極上の逸品です。
哀愁たっぷりの弦の響きがいきなり印象的なオープニング曲「01. Toque Final」からその圧倒的な世界観に惹き込まれますが、より際立つ切なげなメロディが素晴らしい「02. O Primeiro Filme」、穏やかな曲調と高揚するフレーズの絶妙のバランス感覚が素晴らしい「05. Fernanda」辺りを筆頭に、全編が完璧な1枚で、ジャズファン、映画音楽ファン、ブラジル音楽ファン、と言うか、全ての美しいメロディを愛するリスナーにオススメ出来る、“一生モノ”の逸品です。
ヴァグネル・チゾ (Wagner Tiso) :ブラジル、ミナス・ジェライス州、トレスポンタス生まれのピアニスト/作編曲家。
同地を代表するSSWのミルトン・ナシメント、ロー・ボルジスなどを筆頭とする“Clube de Esquina(街角クラブ)”での活動や、プログレッシブなサウンドが魅力の Som Imaginarioでのバンド活動、また数多くの映画音楽を手掛ける作家としても活躍する才人。
アレンジャー、演奏家としても非常に優れたミナス音楽の最重要人物の一人。
(メーカー資料より)曲目リストDisc11.Toque Final/2.O Primeiro Filme/3.Diário de Helena/4.Pai Francisco/5.Fernanda/6.Choro Cromático/7.Mente Pra Mim/8.Bolero de La Douleur/9.Miranda/10.Ouverture/11.Triste Amor/12.Canção 1/13.Canção 3
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