【実車について】 フィンランドのSisu社が開発した装甲車がxa-180です。
6輪駆動の装甲兵員輸送車で1982年に試作車が完成、1983年からフィンランと陸軍で運用がはじめられています。
車体の全長は7.35m、乗員2名に戦闘室には10名の兵員を収容可能です。
エンジンはヴァルメット611直列6気筒液冷ターボチャージド・ディーゼルを搭載。
236馬力で最大速度95km/hを発揮します。
水上航行能力も持ち、スクリュー2個を装備して水上を約10km/hで航行も可能です。
基本タイプの他にもバリエーションタイプがラインアップされ、パトリアのPM127YK砲塔搭載型など、火力を高めた車両も登場。
また、何両かはフィンランド国連大隊にも配備され、国連のPKO、平和維持活動にも参加しているのです。

【商品について】 モデルはフィンランドのモデルメーカー、フィンミルモデルが開発した組み立てキットです。
自国車両を熱い情熱で再現したミリタリーモデラー向けのキットです。
このキットは車体上部にパトリア社のPM127YK砲塔を搭載したタイプをモデル化。
特徴ある砲塔形状がスタイルを引き締めます。
車体は上部と下部に分けて再現。
車体上部は上面、側面、フロントなどに分割してモデル化。
上面にはハッチ類を別パーツで再現して立体感も十分です。
ハッチ類は開閉を選択して組み立て可能。
また、車両のフロント部分は運転席を再現。
ドライバーズシートやステアリングなども表現されています。
車体下部は一体パーツ。
リーフスプリングのサスペンションやショックアブソーバーが別パーツで再現されるほか、車体後部に装備される水上航行用のスクリューもしっかりとモデル化されています。
マーキングは国連で活躍する車両などのマーキングを収録。

【主な特徴】
■1/72スケールでフィンランドの装輪装甲車、Sisu xa-180のパトリアPM127YK砲塔搭載型を再現
■特徴あるスタイル、砲塔の形状をリアルにモデル化しています
■各部のディテールのほか、フロントにはワイヤーカッターもモデル化
■タイヤは3分割で再現したプラスチック製で独特なトレッドパターンを表現