【実車について】 長砲身の71口径8.8cm砲の威力と最大200mmにも達する重装甲が圧倒的な威力を発揮した第二次大戦のドイツ軍重駆逐戦車がフェルディナント(エレファント)です。
ポルシェ博士がタイガー戦車用に開発、ヘンシェル社との競争試作で不採用となった車体に新たに固定式戦闘室を設けてPaK43/2 71口径8.8cm戦車砲を搭載。
中でも、エンジン発電モーター駆動方式というユニークなメカニズムの駆動システムを採用していたのが特徴でした。
1943年3月から5月にかけて競争試作時に用意されていた車体を使用して90両を生産。
7月のソビエトとの間で繰り広げられたクルスク戦にもさっそく投入され、終戦まで奮戦を続けたのです。

【商品について】 第二次大戦のドイツ軍重駆逐戦車フェルディナントを1/72スケールで再現したプラスチックモデル完成品です。
モデルは車体後部に大型の固定戦闘室を設け、8.8cm砲の長い砲身を装備した仕上がり全長約11cmで再現。
戦闘室から伸びる8.8cm砲の砲身は1/72スケールでも存在感たっぷりです。
車体下部、戦闘室はその独特な形状を確実に再現。
各種ハッチ類をはじめガントラベルロックや予備履帯などもモデル化。
さらに、サスペンションもポルシェタイプ独特の形態をしっかりと表現。
転輪などのディテールも詳細で足元を引き締めます。
車体はダークイエローをベースに特徴あるパターンの迷彩を描いたカラーリングを再現。
適度に加えられた汚し塗装がリアリティを高めます。
マーキングは1943年のクルスクにおける第653重戦車駆逐大隊の車両、322号車のマーキングを描いています。

【主な特徴】
●1/72スケールで第二次大戦のドイツ軍駆逐戦車、フェルディナントを再現
●塗装組み立て済みの完成モデル
●各部のディテールも詳細に表現
●1943年クルスクにおける第653重戦車駆逐大隊322号車のマーキングを再現
●コレクションにうれしいクリアケース入り