美味しさを巧くとらえる夜間に収穫された葡萄は入念に搾汁後、伝統的製法により、フレンチオークの木樽で醗酵・熟成され、シャルドネのもつポテンシャルを放つスタイルのワインに醸されました。
熟した林檎、黄桃を思わせる果実感にヘーゼルナッツ、スモーク、トーストのフレーバーが機重にもあわさる奥行ある味わいをご満喫下さい。
　美味しさを巧くとらえる夜間に収穫された葡萄は入念に搾汁後、伝統的製法により、 フレンチオークの木樽で醗酵・熟成され、 シャルドネのもつポテンシャルを放つスタイルのワインに醸されました。
熟した林檎、桜桃を思わせる果実感にへーゼルナッツ、スモーク、 トーストのフレーバーが幾重にもあわさる奥行ある味わいをご満喫ください。
　晩秋にさしかかる高畠町和田地区では、夜から早暁は一日のうちでもっとも涼しい時を迎えます。
天上に月を抱き、冷たく澄んだ夜の高畠町上和田地区でのシャルドネのナイトハーベストの様子。
光がひとつとない暗闇のブドウ畑を、営業車のライトで照らしていきます。
まるで、ブドウ畑全体が光っているように見える不思議な光景です。
夜明け前の温度は極めて低く、ブドウの房は凜と締まり、風味はより一層増していきます。
収穫したブドウは数日間、果実専用の冷蔵庫で冷却し後、ワイナリーでの仕込み作業に取りかかります。
これらのブドウは果皮からフレーバーを抽出するスキンコンタクト、フレンチオーク樽内での醗酵、マロクティック醗酵、シュールリーを経て、「シャルドネの町」高畠を代表する白ワインとして、世に送り出されます。
　シャルドネの名産地、高畠 高畠町は夏から秋にかけ寒暖の差が非常に厳しくその気温差は最大20度にも達します。
ブドウの栽培期間は長く、糖度、酸、ミネラルが豊富な熟度の高いシャルドネを収穫できます。
甘みの中にもしっかりとした酸を感じられる、高畠町の象徴ともいえる品種です。
特別な収穫方法 真夜中の果実が冷え切っている時にそっと摘み、そのまま仕込みまで行う特別手法「ナイトハーベスト」。
気温の低い夜中に摘むことで、高い糖度はもちろん、完熟したシャルドネが持つ溢れんばかりの果実感と凝縮されたフレッシュな香りを逃がさず収穫できます。
樽醗酵によりワインに樽の風味を持たせるとともに、小ロット(1樽255)での醗酵が可能となることによって、同じ畑のブドウでも多種の樽や異なる酵母が使用できます。
できあがるワインには、大きな差が生まれ、それぞれの特徴を生かしブレンドすることで奥行きと深みのあるワインとなります。
マロラクティック醗酵は、乳酸菌による醗酵です。
ブドウ由来の有機酸の1つ、リンゴ酸を乳酸に変えることで、酸味を減少させワインの味を柔らかく飲みやすくさせます。
また、バターなどの乳製品を思わせる香りやバラのような香りを与え香味が複雑になります。