●既存の同軸ケーブルがそのまま利用できますので新たにLANケーブルの配線が困難な場所に効果を発揮します。

●イーサネット信号（100BASE-TX/10BASE-T）をテレビの同軸ケーブルに伝送可能な形式（TLC信号）に変換します。

●伝送周波数帯は2〜28MHzを使用します。
（ケーブルテレビ双方向サービスとの併用はできません）
●TLCモデムを利用したネットワークは親機（マスタ）と子機（ターミナル）による構成となります。

●モデム間の伝送ロスが約50dB以下であれば安定通信が可能です。

●自動節電機能を搭載しています。
（子機運用時）
●TV信号との混合/分波機能が搭載されているため、別途混合/分波器（MX-KTLC）の設置は必要ありません。

●設置後も容易にTLCモデムの増設設定が行えるセットアップ専用端子がありますので、手動接続タイプの親機として最適です。

●木板等の壁面に取付け可能な構造です。

●マルチキャストには対応していません。

●通信方式： HD-PLC（※1）
●使用周波数（MHz）： 2〜28MHz（※2）
●変調方式： Wavelet変換OFDM方式（※3）
●伝送実効速度（Mbps）： 70（TCP）・95（UDP）（※4）
●子機間通信： 可能
●推奨登録台数（台）： 15（※5）
●最大登録台数（台）： 128（※5）（※6）
●接続端子： 75ΩF形座×3、100Base-TX/10Base-T （MDI/MDI-X自動検知有）×1
●TV信号 通過損失 （dB以下）： 70〜90MHz:2.5、90〜1489MHz:1.5、1489〜2681MHz:2.5、2681〜3224MHz:3.0
●VSWR （以下）： 2〜28MHz:3.0、70〜2681MHz:2.5、2681〜3224MHz:2.5
●電源電圧： AC100V 50/60Hz
●消費電力： 通常時:3.2W、自動節電機能時（※7）:1.5W
●使用温度範囲（℃）： 0〜+40
●寸法H×W×D（mm）： 148×125×40
●質量（g）： 670
※1）パナソニック株式会社が提唱する高速電力線通信方式の名称です。

※2）テレビ共同受信機器の一般的な下限伝送周波数は10MHzですが、通信を行う際の影響はほとんどありません。

※3）周波数利用効率が非常に高い直交周波数分割多重を採用し、各サブキャリアの直交化にWavelet変換を適用して、高効率な高速データ通信を実現した技術です。

※4）1対1によるPC-PC間の伝送速度
※5）マスタ（親機）1台に対してのターミナル（子機）登録台数
※6）登録台数が増えると通信速度が低下する場合があります
※7）自動節電機能は子機設定時に有効
■RoHs指令2011/65EU及び（EU）2015/863で定めた使用制限10物質（Cd,Pb,Hg,Cr6+,PBBs,PBDEs,,DEHP,BBP,DBP,DIBP）対応が確認できた商品。

【メーカー名】サン電子（株）
【メーカー品番】TLC-K2000MA