【ブラックフライデー限定】【人間国宝 故:羽田登喜男】特選本手加工京友禅訪問着≪御仕立て上がり・中古美品≫「梅に鴛鴦」羽田氏を代表するデザインの良色入荷!身丈155 裄68
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総合評価
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身丈155cm(適応身長150cm〜160cm)(4尺0寸9分)裄丈68cm(1尺8寸0分)袖巾34cm(0尺9寸0分)袖丈47.5cm(1尺2寸5分)前巾24cm(6寸3分)後巾30cm(7寸9分)【裄丈のお直しについて】概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分) ※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
【仕入れ担当 吉岡より】あまりにも有名なその鴛鴦のデザイン…着物通の方ならばご存知でしょう。
類まれに見る秀でた審美眼と、蒔糊をはじめとする確かな友禅の技術とその表現方法、そのすべてが充分に感じられるお品。
重要無形文化財「友禅」保持者、人間国宝・羽田登喜男氏による特選訪問着をご紹介致します。
【色・柄】さらりとした質感の絹布は穏やかな灰青色。
その地に、風情ある梅花と水面に戯れる鴛鴦の姿が配されて。
特徴的な作風、彩りの感性は、きっと一目でおわかりいただけることでしょう。
お召しになる方にだけでなく、お集まりのお席、その周囲にまで華を添える和姿を演出します。
羽田登喜男氏が2008年にご逝去されてよりはや10年余り。
登喜男氏自ら手掛けたお品というものはやはり流通からだんだん姿を消していっております。
だからこそ、より希少に。
是非大切にお召しいただける方に、母娘代々受け継いでいく一枚として、大切にお届けさせていただければと願っております。
【商品の状態】中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 羽田登喜男(重要無形文化財保持者)について 】【 生年・認定年・享年 】1911年(明治44年) 1月14日生。
1988年(昭和63年) 重要無形文化財「友禅」の保持者に認定。
2008年(平成20年) 2月10日没。
肺炎のため死去、97歳金沢で加賀友禅の下絵、糊置き、色挿し等一連の作業の基礎を習得、京都に移った後には京友禅のみならず、美術工芸品の鑑賞など文化に触れることの重要性を学んだ。
一般的に京友禅は工程が分業されているが、羽田はすべての工程を自身で行う制作態度をとり京友禅の世界に、加賀友禅を融合させた独自の境地を開く。
京都の庭園や自然を愛し、花鳥風月に材を求め完成された図案のうち、『鴛鴦』は代名詞的なお柄。
京都府民を代表してダイアナ妃に送られた振袖、祇園祭蟷螂山の懸装品は有名。
【 経歴 】1911年 石川県金沢市に造園師・羽田栄太郎の三男として生まれる1925年 隣家の南野耕月に加賀友禅を学ぶ1931年 京都にて同郷の曲子光峰(まげしこうほう)に京友禅を学ぶ 以降、羽田は生涯にわたり京都で制作を行う1943年 政府認定の京都友禅技術保存資格者となり、戦中も作品を制作1955年 第2回日本伝統工芸展において訪問着「孔雀」が初入選1957年 社団法人日本工芸会正会員1962年 日本工芸会理事に就任1971年 日本伝統工芸展審査員に就任1976年 第23回日本伝統工芸展で「白夜」が東京都教育委員会賞を受賞。
藍綬褒章受章。
1978年 京都府美術工芸功労者表彰を受ける1979年 紺綬褒章受章1982年 勲四等瑞宝章を受章 祇園祭蟷螂山の前掛「瑞祥鶴浴之図」を制作1984年 祇園祭蟷螂山の胴掛2面「瑞光孔雀之図」 「瑞苑浮遊之図」を制作1986年 京都府より英国王室ダイアナ皇太子妃に贈られた振袖 「瑞祥鶴浴文様」を制作1988年 友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受ける 社団法人日本工芸会参与1990年 京都府文化功労賞特別賞受賞、京都市文化功労者表彰を受ける1991年 祇園祭蟷螂山見送り「瑞苑飛翔之図」を制作1992年〜「友禅 人間国宝 羽田登喜男」展を石川県立美術館 京都市美術館にて開催1996年 フランスのリヨン染織美術館にて「羽田家のキモノ」展開催1999年 祇園祭蟷螂山水引「吉祥橘蟷螂図」を制作、献納2004年 祇園祭蟷螂山後掛「瑞兆遊泳之図」を献納し全懸装品を制作 完納※制作には後継者である息子羽田登も携わり、 その技術伝承に努める。
2007年10月10日 高齢のため制作活動を終了。
【 京友禅について 】経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)京都府知事指定伝統工芸品京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みのデザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、現在も世界中から高い評価を得ている。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。
この点をご了解くださいませ。
※着姿の画像はイメージ写真です。
柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:吉岡 駿] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
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