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総合評価
曲目・内容1-4.オルガン協奏曲 第5番 ニ短調 BWV596(ヴィヴァルディ:「調和の霊感」Op3-11 RV 565の編曲)I. [Allegro] - II. GraveIII. FugueIV. Largo e spiccatoV. [Allegro]5.コラール前奏曲 「我汝の名を呼ぶ、主イエス・キリストよ」 BWV 6396.7.パッサカリアとフーガ BWV 582PassacagliaFugue8.コラール前奏曲 「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BWV 7349.10.前奏曲とフーガ BWV 552 変ホ長調 「聖アン」 PreludeFugue11.コラール前奏曲 「最愛のイエスよ、我らここに集いて」 BWV 73112.13.幻想曲とフーガ ハ短調 BWV 537FantasiaFugue14.コラール前奏曲 「我、心よりこがれ望む」 BWV 72715.16.半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903 (M.レーガーによるオルガン用編曲版)FantasiaFugueアーティスト(演奏・出演)ニコラス・キナストン(オルガン)レコーディング1994年3月24-26日アモールバッハ修道院教会商品番号:LCSCD006アモールバッハでバッハJ.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品集 [ニコラス・キナストン] BACH, J.S.: Organ Music (Bach at Amorbach) (Kynaston)CD 発売日:2019年01月18日 NMLアルバム番号:LCSCD006 Willowhayne Recordsバイエルン州の都市アモールバッハ。
この街の起源でもある修道院には、ヨハン・フィリップ・シュトゥム(1705-1776)とヨハン・ハインリヒ・シュトゥム(1715-1788)の兄弟により制作された、三段鍵盤と46のストップを持つ最大のシュトゥム・オルガンがあります。
200年以上の歴史を持つこの楽器は、度重なる修復と改修を経て現在まで大切に使われており、南部ドイツにフランスの技法も取り入れたシュトゥム家によるオルガン作りの代表とされる重要なものです。
この歴史的な楽器を用いてワイマール時代を中心としたバッハ作品を奏でるのは、英国のオルガン奏者ニコラス・キナストン。
通好みのする選曲を、柔らかなものを中心としたストップ選択で美しく聴かせています。
レーガーがオルガン用に編曲した「半音階的幻想曲とフーガ」の収録も嬉しいところ。
作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ