2023年10月20日発売

ミッシャ・エルマン /モーツァルト、パガニーニ

ミッシャ・エルマン /モーツァルト、パガニーニ
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曲目・内容1-3.ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454(録音:1951年2月13、16日)4.ニコロ・パガニーニ(1782-1840):カプリース 第24番(エルマン編)(1951年4月3日)5.フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829):ガヴォット ニ長調 - 歌劇《ロジーヌ》より(1949年4月18日)6.ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):メヌエット ト長調 WoO Io No.2(ブルマイスター編)(1949年4月19日)7.セザール・キュイ(1835-1918):オリエンターレ Op.50 No.9(1949年4月18日)8.アントン・アレンスキー(1861-1906):セレナード ト長調 Op.30 No.2(エルマン編)(1949年4月19日)9.リッカルド・ドリゴ(1846-1930):セレナード - バレエ「百万長者の道化師」より(アウアー編)(1949年4月18日)10.フランツ・ドルドラ(1868-1944):思い出(1949年4月19日)11.ミッシャ・エルマン(1891-1967):タンゴ(1951年4月5日)12.ガエターノ・ブラーガ(1829-1907):天使のセレナード(1951年)13.テレサ・デル・リエゴ(1876-1968):涙をぬぐえ(1951年)14.ジャック・オッフェンバック(1819-1880):舟歌 - 歌劇《ホフマン物語》より(1951年12月29日)15.ジュール・マスネ(1842-1912):エレジー Op.10 No.5(1951年12月29日)※ブックレットでトラック6から10の録音年が1951年となっていますが正しくは1949年です。
アーティスト(演奏・出演)ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)ジャン・ピアース(テノール) … 12、13リーゼ・スティーヴンズ(ソプラノ) … 14、15ヴォルフガング・ローゼ(ピアノ) … 1-13ブルックス・スミス(ピアノ) … 14-15レコーディング初出レコード番号1-4. RCA LM 12085-10. RCA DM 132811. RCA WDM 162512-15. RCA WDM 1703復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア:Dave(David) Hermannマスタリング:Rick Torresその他の仕様など総収録時間: 61分商品番号:BIDD85037ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)モーツァルト/パガニーニ [ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)]CD 発売日:2023年10月20日 Biddulph RecordingsBiddulphレーベルが注力しているレオポルト・アウアー門下のヴァイオリストの復刻の中でも、特に多いのがミッシャ・エルマンの復刻。
今回はSPからLPへの移行が進んでいた時期の音源を集めています。
78回転のSP盤に代わる毎分33+1/3回転、直径30cmのLP盤をコロンビアが実用化したのが1948年。
RCAは対抗策として翌1949年に毎分45回転、直径17cmのEP盤を市場投入しましたが、優勢となっていたLPに押され、間もなくLP発売に踏み切ります。
1-4はそうした初期のLPのうちの一つ。
優美なモーツァルトと火花の散るようなパガニーニというエルマンの両面を聴くことができます。
パガニーニは当時、演奏者独自の版で演奏することが多く、ここに収録されたエルマン版はピアノ伴奏付きで、冒頭にピアノのイントロが置かれ、最後の第11変奏の代りに4つの変奏とコーダを独自に書き足しています。
このカプリースはEPでもリリースされ、トラック11はそのB面に収められていました。
ヴァイオリンを緩急自在かつ表情豊かに歌わせるところは、さすが自作自演と感心させます。
5-10はエルマンのアメリカ・デビュー40周年を記念した「A Tribute To Mischa Elman On His 40th Anniversary」からの復刻。
これはSP3枚、EP3枚でリリースされ、更にLPでも発売されたもの(LP発売時にはマスネのタイースの瞑想曲とドヴォルザークのユモレスクが追加されていました)。
12-15はGreat CombinationsというEP5枚組からの復刻。
戦前からアメリカで流行していたスター歌手とスター・ソリストとのデュオをフィーチャーしたアルバムです。
5枚の内2枚がエルマンに充てられ、他はマリアン・アンダーソンとピアティゴルスキー、ロバート・メリルとメニューイン、エツィオ・ピンツァとミルシテインという内容でした。
いずれのトラックでも(パガニーニでさえも)エルマンならではの余裕を感じさせるフレージング、効果的に使われるヴィブラート、そして定評の「エルマン・トーン」と呼ばれる柔和さを失わない美音が堪能できます。
作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルトパガニーニゴセックベートーヴェンキュイアレンスキードリゴドルドラエルマンブラーガデル・リエゴオッフェンバックマスネ

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