歴史的大事件「二・二六事件」に関する「最高機密文書」が見つかった。
天皇の知られざる発言や、青年将校らの未知の行動など、新事実の数々と共に、“衝撃の全貌”に迫る。
【収録内容】私たちが知っていたのは、「真相」の一断面に過ぎなかった——1936年2月26日、首都・東京の中枢で首相や大臣が襲撃された「二・二六事件」。
この近代日本最大の軍事クーデターの一部始終を記録した「極秘文書」が、2019年に発見された。
これまで事件に関する公文書は、事件後にまとめられた陸軍軍法会議の資料のみとされ、事件の多くが謎とされてきた。
しかし事件から83年を経て見つかったのは、海軍が事件の最中に記録した「極秘文書」。
事件の第一報から終息まで、緊迫の「4日間」が分刻みで記されていた。
陸軍上層部が事件の裏で進めていた策略、海軍と陸軍が臨戦態勢を取り「内戦直前」だったという新たな事実、そして公にされてこなかった天皇の知られざる行動——文書に残されていた「新事実」の数々に、解析に当たった専門家も息を呑んだ。
二・二六事件後、軍部の力が拡大し、戦争に突入していった日本。
新たに発見された最高機密文書を読み解き、首都東京を大混乱に陥れ、国家の運命を分ける転換点となった歴史的事件の全容に迫る。
語り：守本奈実【特典映像（予定）】日本を変えた二・二六事件〜当事者は語る〜（仮）【封入特典（予定）】リーフレット海軍が残した二・二六事件関係文書について〜資料発見者の言葉〜（仮）〇2019年8月15日　NHK総合テレビで放送*収録時間：本編72分＋特別映像／16：9LB／ステレオ・ドルビーデジタル／片面一層／カラー©2020 NHK