＜p＞先日、スーパーに行った時の話です。
＜/p＞
＜p＞そこは、地元でチェーン展開しているスーパーの一つで、そこそこの規模のお店でした。
＜/p＞
＜p＞品数豊富でお値段もおてごろなので人気があります。
＜/p＞
＜p＞私が行った日も、「日曜市」の名の下、肉、魚、野菜、お米、パン、お菓子などなど、色々と特売をしており、お店はお客でいっぱいでした。
＜/p＞
＜p＞私も負けずに、カートにかごを乗せて売り場を見ていたのですが、ふと見ると、おじいちゃんが売り場をうろうろ、きょろきょろしており、「なにか」を探していました。
＜/p＞
＜p＞しばらく探したのち自力で見つけることをあきらめたのか、おじいちゃんは、品出しをしている店員さんにむかって行くと、店員さんに、＜/p＞
＜p＞「メダカのエサのようなものはどこ有りますか？」＜/p＞
＜p＞と聞いていました。
＜/p＞
＜p＞「いや、人のエサが優先でしょ、ここは」＜/p＞
＜p＞とっさにそんな不適切な発言が飛び出しそうになったので、それをぐっとこらえつつ「メダカのエサのようなもの」って・・・。
＜/p＞
＜p＞百歩ゆずって「メダカのエサ」なら、まだなんとかなったかもしれないのですが、＜/p＞
＜p＞「メダカのエサ『＜strong＞のようなもの＜/strong＞***』***」＜/p＞
＜p＞ウイキペディアでも回避不可能なあいまいさを持ったおじいちゃんの質問＜/p＞
＜p＞店員さんの目が点になっていました。
＜/p＞
＜p＞当然です。
＜/p＞
＜p＞そこそこの規模とはいえ単なるスーパーですからねここ。
＜/p＞
＜p＞「『メダカのエサのようなものがどこにあるか』って言われても・・・」と店員さんが困惑しているのを見て、なぜか冷静さを取り戻した私は、＜/p＞
＜p＞「オガワ（小川）だよ」＜/p＞
＜p＞「清流と呼ばれているような水がきれいな川にいけばたくさんあるよ、メダカのエサのようなものは」＜/p＞
＜p＞とおじいちゃんを納得させられる答えを思いついたのですが、悲しいかな、ただの買い物客の私には、回答権がない。
＜/p＞
＜p＞おじいちゃんも、子供のころオガワ行ったでしょ？＜/p＞
＜p＞そーっとのぞいて、みんなで おゆうぎ しているところ見たでしょ？＜/p＞
＜p＞そんな 少年時代の夏の1ページ 思い出して！＜/p＞
＜p＞これも言いたかったのですが、回答権がない私は、泣く泣くパスをするはめに・・・。
＜/p＞
＜p＞どうすることもできない私は、おじいちゃんを優しい目で見つめるのが精一杯でした。
＜/p＞
＜p＞こんなステキなスーパー求人募集があり、＜/p＞
＜p＞時給は、約「900円」でした。
＜/p＞
＜p＞・・・・・・・＜/p＞
＜p＞さあ、みんな、準備はできたかな？＜/p＞
＜p＞準備ができた人から順番に、力いっぱい、店員さんを応援しよう。
＜/p＞
＜p＞店員さん、がんばれー！＜/p＞
＜p＞お金はあんまりたまらないかもしれないけど、徳はいっぱいたまるから、人生は豊かになるかも。
＜/p＞
＜p＞だからがんばれー！＜/p＞
＜p＞そんな、日曜日の朝の出来事でした。
＜/p＞
＜p＞「お前また、小説とぜんぜん関係ない話してんな！」とツッコミを入れているお客様！＜/p＞
＜p＞「1ミリも間違いがありません。
お客様の意見が100％正しいです。
今日も朝から（夜なのに？）キレッキレでございますね。
お元気そうでうれしいです」＜/p＞
＜p＞「その勢いで今回もよろしくお願いします。
┏(´＞ω＜｀)┓」＜/p＞
＜p＞それでは最後に、アップタウンボーイズ8章、始まります！＜/p＞
＜p＞今回は、田畑んちゅと笑度限界のお話です。
＜/p＞
＜p＞お楽しみいただけますとうれしいです。
＜/p＞
＜p＞よろしくお願いします！！！＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。

※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。
※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。

※このページからは注文できません。