洋ナシやレモンの果実、白胡椒やナツメグ等スパイスのアロマ。口当たりはふくよかで、白桃などの果実味と微かな苦味を感じる厚みある甲州。エレガントながら複雑さのある味わいです。
勝沼醸造 / 甲州テロワール セレクション 穂坂甲州 [2018] 白ワイン 辛口 750ml / 日本 山梨県 G.I.Yamanashi Katsunuma Jozo KOSHU TERROIR SELECTION HOSAKA 日本ワイン 国産ワイン
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総合評価
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口当たりはふくよかで、白桃などの果実味と微かな苦味を感じる厚みある甲州。
エレガントながら複雑さのある味わいです。
Katsunuma Jozo 勝沼醸造 甲州に特化し、甲州のテロワールを追究する ◆1937年創業、甲州種ワインに特化し、世界を見据える老舗ワイナリー 1937年創業以来、勝沼のワイン産業振興に尽力してきた勝沼醸造。
1990年頃から高品質なワイン造りに注力し始め、2003年にはフランスのワインコンクール、「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリー。
現在では日本古来のワイン用ブドウ品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。
◆「土地」が、そして「人」が写るワインを造りたい 勝沼醸造株式会社・代表取締役を務める有賀雄二氏。
幼少のころより、ワイン造りに親しんで育った有賀氏は、東京農業大学農学部醸造学科を卒業するとすぐに勝沼醸造に入社します。
その後、日本古来のワイン用ブドウ品種である甲州に特化することを決め、「土地」・「人」が写るワイン造りを実践。
日経ビジネスが選ぶ、「次代を創る100人」に選出されるなど、その功績は高い注目を集めています。
◆フランス・ブルゴーニュ地方での経験を甲州に注ぐ若き実力派醸造家 2007年に勝沼醸造入社、その後単身渡仏しブルゴーニュの地にて3年間研鑽を積みます。
2012年に日本に戻り勝沼醸造の醸造家に赴任、ワインの品質向上に大きく貢献。
ブドウ本来の味わいをワインに表現するため「余計なことはしたくない」と静かに語る裕剛氏、ブルゴーニュで得た感性を甲州に注ぎこむ若き醸造家です。
◆市場を知り、甲州を知り、勝沼醸造を熟知したベテラン醸造家 東京農業大学醸造学科で学んだ後、飲料メーカーの営業職を経て1996年勝沼醸造に入社。
営業時に培った市場性と長年に渡り勝沼醸造のワイン造りを担ってきた経験を併せ持つ勝沼醸造を支える醸造家です。
◆甲州の産地、山梨県・勝沼町 甲州市勝沼町は山梨県においてはほぼ中央、甲府盆地においては東部に位置し、内陸で盆地特有の気候に恵まれた日照時間が長い土地。
勝沼町東部から南部にかけて天目・笹子・御坂といった山脈が連なり、西北部には日川をはじめとした複数の河川によって形成された扇状地が複合して存在しています。
このように複合して存在している扇状地が、勝沼に複雑なテロワールをもたらしていると考えられます。
土壌は火山からの灰や花崗閃緑岩、河川の堆積岩から形成されており、水はけが良く深い根を張るための通気性が良いなど、土壌条件としてもブドウ栽培に適した産地といえます。
また湿気が多い日本としては降水量が少なく、昼と夜の気温の落差も大きいためブドウ産地として適しています。
◆世界を舞台にしたワイン造り たとえ1樽でも最高の物を造りたい、と語る有賀社長。
その言葉通り樽熟成甲州を勝沼で初めて発売、シャトー・パプ・クレマンと共同でワイン造りを行う、勝沼にテロワールの概念を持ち込む、など常に日本ワインの先端に立ち、世界を見越したワイン造りを行ってきました。
「世界一高いワイン製造コストを肯定」し、その価格以上の価値、驚きや感動を与えるワイン、人の心を打つワインを信念に日々ワイン造りを行っています。
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