チーク材はこまめなメンテナンスを 高級感を醸し出すチーク材は多くのクルーザーにはチーク材を用いた加工がされています。
チーク材の特性は、天然の油成分を豊富に含んでおり、表面が非常に滑らかでしっとりとしています。
この油成分が保護してくれるおかげで、耐久性に優れ、お手入れに手間がかかりませんが、時間の経過とともに太陽光にさらされることで油成分が蒸発し、表面は変色していきます。
色が徐々に薄くなり始め、最終的にはシルバーがかった美しい灰色へと変化します。
変色が進むと、わずかに膨張・収縮することによって自然にできる表面上のひび割れ生じることがあります。
チーク材の内部が損傷しているわけではありませんので、強度や耐久性に影響はありませんがメンテナンスが行き届かないと木材なので日焼けもしますし、木そのものが痩せて接合部分のコーキングに隙間ができ水が浸入し、やがて、腐ってしまい一度劣化してしまうと、もう取り返したつかないため堅すぎるが故に剥がすことさえ出来なくなります。
そうならないためにも毎年メンテナンスをする必要があります。
オイルを塗る前にはきれいに洗浄を 全米ではチークメンテナンスと言えば、最も有名なのが当店が国内販売代理店のMDR社のアマゾン チークメンテナンス用品です。
MDR社のチークプレップは、チーククリーナーでの洗浄後、オイルを塗るまでの間に使用し、割れや黒ずみが発生するのを防ぎたい場合にお使いください。

【使用方法】 ワンステップ　チーククリーナーをご使用後にお使いください。
クリーナー等でチークをきれいにし、風乾させた状態で使用します。
ウェスやマイクロファイバーに少量つけ薄く塗り広げるように塗っていきます。
しばらくすると内部から水が出てきて、チークオイルを塗ったときに黒くなる原因のチーク内部に残った水分を蒸発させ、チークがささくれたり割れるのを防ぎます。
オイルが減り水分を持ったチーク材は黒ずんだり、ひび割れを起こしたりするので、通常オイルの塗布などは晴れの日に洗い、風乾させるしかありません。
それを解決するのがこのチークプレップで、油分の残っているチークでチークオイルを塗布はしない場合などに使うとチークを綺麗に保てるかと思います。

※オイルの塗布後はメンテナンスが大事になってくるので手間はかかりますが、オイル塗布をした方ゴールデンチークカラーが蘇り、見栄えは格段に上がります。
メーカー推奨のチークオイル塗布の方法として、チークプレップ25％とチークオイル75％混ぜたものを最初の二回塗布し、最後はオイルのみを塗布すると綺麗に仕上がるとされておりますので、気になる方は是非お試し下さい。
【容量】946ml入り