紫がかった深いルビー色。
濃厚でエレガント、フレッシュさやフルーティさもありながらバルサミコ酢のニュアンスも奥に感じます。
芳醇でコクのある味わい。
しっかりとしながらも調和されたタンニンや心地よい酸が感じられるワインです。
・産地：イタリア／トスカーナ州 ・タイプ：赤／ミディアムボディ ・ブドウ品種：カベルネ・ソーヴィニヨン70％、メルロー30％レオポルド・プリモ・ディ・トスカーナ トスカーナ沿岸部ボルゲリからほど程近いビッボーナという土地で、2004年の春に設立された家族経営のワイナリーです。
オーナーであるニコラ・ダリア氏は、以前から兄弟とともに果樹苗木販売業を営んでいました。
幼少の頃から自身のワイナリーを持つことが夢であったので、農業経営についての勉学を修めた後、1996年に31haの土地を購入しました。
その後、世界的に有名な醸造家であるステファノ・キオッチョリ氏をコンサルタントに迎え、ワイナリー開設に至りました。
現在では、全て自社で収穫したぶどうのみを使用し、見事に高品質のワインを造り上げています。
畑には密植を施しており、全ての商品は国際品種のみを用いたトスカーナIGTとしての販売に成功しています。
このことからビッボーナという土地は、ボルゲリと同様にボルドー品種の栽培には適した土地であることが証明されています。
ワイナリーでは、「ビオ・ナチュラル」というコンセプトで、化学薬品を使用せず、有機農法を実践しています。
豊かな自然に囲まれて育ち、何よりも自然を愛するダリア氏は、やっとの思いで手に入れたわが土地を決して汚すことなく、周辺の環境を尊重しながら毎日ワイン造りに奮闘しています。