珊瑚：約6×17mm 額：約83×68×18mm 素材：彫刻 ミッド珊瑚 額：木製、透明部分はアクリル製 日本製先日弊社の引っ越しがありまして、その時にいろいろと在庫を整理していたところ発掘！？された珊瑚の彫刻です。
母にどういうものかと尋ねましたところ、弊社がまだ高知にあったころの弊社工房の習作なのではないかとのこと。
祖父母の時代で高知の工房はたたみ、父の代から東京に事務所を構えたので、まさに当時物のビンテージ珊瑚です。
母の話によると弊社工房の職人の腕はよく、頑固だったそうですがいいものを沢山残したそうです。
職人さんは常に手を動かしていたそうで、大きな仕事の合間に練習も兼ね割と自由に彫刻をしていたようです。
大きい彫板などもいくつか残っていますが、ここまで小さいものは製品にはせずにおいてあったのだろうとのこと 数はそれなり（といっても200点ほど）にあるのですが、全てが1点ものです。
とても小さく、かわいらしいので何とか額装できないかと思っていろいろ探していたところ、 運よくとてもよくできた小さい小さい額に出会うことができました。
しかも自分の家から歩いて行ける場所です。
月に4〜5日の営業日だったのですが日曜日だったので 珊瑚をケースに詰めさっそく仕入れに行ってきました。
イイ感じのものがいろいろ見つかり、珊瑚の個性に合わせ額を選んでまいりました。
内張は自分でいろいろな革を使って立体的に作っています。
仕事が終わって自宅に戻ってから内職です。
弊社の工房が高知にあった頃のものなので1930年〜1970年代のものなのですが こちらのひょうたんは1960〜70年代と思われます。
ミッド珊瑚のひょうたんの彫刻です。
ミッド珊瑚のつるんとした質感がひょうたんによく合っています。
彫は大胆かつ繊細で結構こまかいです。
。
生地に少し虫食いなどありますが、それも含めていい感じです。
額は木の質感を生かした優しい雰囲気です。
まるで専用に作ったような、ぎりぎり窓の大きさです。
構造的に少し奥まっています。
それもいい感じです。
内張は濃い茶の牛革でぐっと引き締めています。
縦で飾っても横でもいいと思います。
また、珊瑚の固定は両面テープで張り付けていますので、すぐに動かしたりとることができます。
ピンなどはついていません。
玄関や窓際、洗面所などにちょっと置いても可愛いとおもいます。
玄関の靴箱の上などにもちょうど良い大きさかとおもいます。
インテリアにビンテージの珊瑚。
なにか贅沢な気持ちになるとおもうのですが いかがでしょうか？